ありがとうございます。
今回の商品は、ノーリツ製ユニットバス用の交換用2枚折れドアです。
ノーリツのユニットバスの製造販売は2020年6月に終了しましたが、現在のユニットバスは1997年以前のものと思われます。
浴室ドアは、当時非常脱出用装置が付いていないYKK製のBDドアで、ノーリツ専用のオーダーサイズで提供されています。
採寸には、W方向は下部、中央、上部の寸法を測り、H方向は左、中央、右の3箇所を測る必要があり、サッシ枠の内々寸法はおおよそ
W=709mm、H=1955mmです。
この現場では、非常脱出用装置付きの中折れドアに交換されましたが、自分での取り付けが可能かどうか不安に感じている方も多いでし
ょう。
購入はしたものの、本当に取り付けられるか、カタログには「one day」と記載されていますが、本当に1日で取り付けが可能なのか、また何
を準備すれば良いのか疑問に思うことでしょう。
地元の業者(サッシ屋、ガラス屋)に依頼して、8万~12万円で取り付けてもらう方が良いかもしれません。
私はサッシ屋ですので、現場を見れば判断ができます。
サッシメーカー(YKKおよび三協立山)の保証は新築で1年のみですが、交換後20年以上使用できるかが最も重要な判断基準です。
四方枠タイプで樹脂パネルを採用し(割れ変え可能タイプ)、非常用脱出装置と同色または近似色のカラーは必須です。
アタッチメントタイプや樹脂板貼り付けタイプは長期使用には適しておらず、お勧めできません。
実際には、採寸が正確であれば素人でも取り付け可能ですが、必要な工具が多くあります。
電動工具はレンタルでも良いでしょうが、採寸時には水平器が必須です。
また、下部アングルは現場で切断するため、番線切り、鉄アルミ用のやすり、アクリルカッター、アルミ切断用のノコギリ、シリコンセット(シリ
コンガン、防かびシリコン、マスキングテープ、ヘラ)が必要です。
これらの工具は合計で約7000円程度です。
さらに、サッシの近くに壁がある場合、枠内から15mm以下であれば柳刃ハサミ(1500~2000円)で枠を切断する必要があります。
工具が揃っていれば、取り付けには約3時間かかりますが、シリコンを綺麗に打設するためにマスキングし、古いサッシを解体すれば、1日
あれば十分に作業が完了します。
水平と垂直が正しく出ていれば、内内の寸法を採寸するだけで通常は問題ありません。
ただし、対角を採寸する際には注意が必要で、例えば5mmの違いがあると、高さを5mm短く、または幅を5mm短くしなければ取り付けられません。
今回は三協アルミ社のリフォーム用浴室2枚折ドアを現場サイズに合わせてオーダーしました。
フリーサイズで製作可能ですが、今回は水平と垂直が正確に出ていました。
枠幅の内々は下部が760mm、上部が758mmでしたので、幅を753mmにし、高さは左右中央が全て1948mmでしたので、1943mmで製作しま
した。
このセキスイユニットバスは、折戸下に排水穴があり、1995年から2000年頃に流行したタイプです。
お湯が脱衣場に溢れないように白いゴムが立ち上げられていますが、お湯が抜けないとのことでしたので、将来的にゴムを交換するより
も、2.5cmの下枠をまたぐようにして、浴室側と脱衣場側の防水シーリングを打つ方が良いかもしれません。
四方枠タイプのサイズになっており、梱包にはアルミアングルも同封されており、それを加工して取り付けるようになっています。
バリアフリーの場合は、23~30mmの段差が多いですが、今回の説明で理解できたかどうか不安な場合は、インターネットで「三協アルミ リ
フォーム浴室2枚折ドア 施工要領書 HW1810B」と検索してみてください。
他にも心配事があれば、落札前にメールでお問い合わせください。
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返品はできませんので、ご了承ください。