Old Vintage Modified lenses

大正（１９0２年）より現代に至るまで愛されているレンズ
☆　稀少　ショット社レンズ　ベス単　（ソフトフォーカス）　　Ｍ４２マウントヘリコイド組込　☆

KODAK VEST POCKET AUTOGRAPHIC）のレンズ
1910-1926年製造
カメラ　シリアル番号：111141
レンズ焦点　：（約８６ｍｍ）
絞り　　　　：F6.8
最短撮影距離：　約55ｃｍです。
マクロ比率　：　１：4
重量　　　　：160グラム
レンズ部分を、各種部品を使用してヘリコイドに組込しました。
レンズ保護と安全のため、フィルター枠５２mmを装着しました。

約120年前のレンズです。
ベス単フード外しとして大正時代（１９0２年）より現代に至るまで愛されているレンズです。

このレンズは、ショット社のガラスを使ったレンズです。
世界的な特殊ガラスメーカーSCHOTT（ショット）社製（こちら）です。
絞り（フード）の穴の大きいもの、絞り表示の違いにて判断しました。
また、レンズのヌケが違います。

前回出品時にご質問、情報を頂きました。簡単に纏めてお知らせします。
○ご出品のこのショット社レンズは「レンズのヌケが違います」とございますが、
  通常のベス単レンズと比較して　明らかな差異が感じられますでしょうか？
○このレンズ（単玉）の透明度が勝っています。
フレアーは、普通のベス単を２級酒とすれば１級酒です。 
  ∞でのソフト度は、あまりボケないレンズと感じます。近接でのボケも控えめです。 
 このレンズは、ベス単マニアの方からの情報で作成しました。
☆テスト画像アップしました。
○さて、https://d.hatena.ne.jp/yanretro/20100602/1275482805 を見てみましたら、
 「ベス単レンズは最　初期のもので、ショットのガラスなので性能がいいのだそうだ。
  そのせいか、初期型はフードのアナが大きく、　わざわざ「フードはずし」をする必要はないのだという。
  との記載がありました。
改めまして私のベス単を見　てみましたらシリアル「6229」の最初期タイプで、
フードの穴も明らかに大きいものでした。
この記事を信頼　するといたしましたら私のレンズもどうもショット社製のようです。
当時銀一の担当も「ボケが穏やかな良いレンズ」と言われておりました。
○情報有り難うございます。
このレンズは、普通のベス単より、開放手前に、絞りストッパーがあります。
  銘板に　凹みを作って、ストプする構造です。このレンズは、ストッパーを削り、
 レバーが最後まで開くようにしています。
○私のレンズは確かに凹状ストッパーがあります。
  私はこれを削らずにレバーをあおって開放方向に移動して使用しております。
  当方プロカメラマンですが、
　一時期ソフトフォーカスにのめり込みこのレンズで絵はがき調フォトの仕事をしたことがあります。
　なお、このレンズは当時総額８万円以上かかりました（笑）。
　現在ソフト系では　このレンズの他にペンタックスソフト（85/2.2）,キヨハラVPK（70/5）,
　コンタックスソフターを保有しております。
　たくさんの情報有り難うございました。感謝です！

☆このレンズの使用方法☆
テッサ、パンカラー等のM42マウントレンズと同じように、
（M42→各社一眼レフカメラアダプター）で簡単に使えます。
カメラの撮影モードは、A（絞り優先モード）での撮影が簡単です。
（M　マニュアルモード）でも使用できます。
絞りリングが、レンズについていますので操作してください。
カメラ、絞り値によっては、露出補正が必要です。
撮影される方の好み、被写体によって調整（露出補正）してください。

ベス単レンズは、経年の使用感あります。目立つキズはありません。
極小のスリキズあります。
ヘリコイド等の部品は、新品を使用しています。
フィルター枠は、良品を研磨加工しています。
このレンズの詳細画像
テスト撮影画像（α７Ⅱ）は、Google フォト（こちら)に有りますのでご確認ください。
CANON iMAGE GATEWAY　にあります。
アルバム詳細にて全画像もご覧出来ます。同型の
ショット社　ベス単の参考画像（心斎橋周辺）を、Google フォト（こちら）アップしました。
また、イタリア旅行（こちら）　にアップしました。
キャノン　CANON iMAGE GATEWAY　にありますので安心してご覧ください。
EOS20D.Kiss等にて絞りを変えて撮影しました。
(色みやコントラストなどの加工は行なっておりません)

付属品

情報

１９１２年からの、ベス単の情報は、（こちら）にもあります。
ベストコダック説明文
Vest Pocket Autographic Kodak camera
antique vintage old
アンティークな年代ものの古い物
１９１２年のベストポケットコダックはベストポケット、他のいかなるポケットにでも入ります。
カメラは、たった１ ｘ ２.３７５ ｘ ４.７５インチ（２,５ ｘ ６ ｘ １２センチ）のサイズです。
このカメラは、ロールフィルムの上に１.６２５ ｘ ２.５インチ（４ ｘ ６,４センチ）の写真を撮影できます。
ベストポケットコダックは１９１２年４月に紹介されて、そして１９１５年にベストポケット Autographic コダッ
クで変更されました。 この短い期間に２０万台制作されました。
meniscus レンズを持っているその価格は６ドルと少しもっと良いコダック Anastigmat と一緒に１２ドルでした。 
特別なバージョンが同じく２５ドルで売られました。
そしてこれは非常に上質のレンズを持っていました。
フードを装着し、絞りが解放の時は 絞りF１１と思います。
そしてイメージ鋭敏な、そして高いコントラストを得ることが可能です。
また、フードを外しソフトフォーカスイメージを得るとき、 絞りF６．８と思われます。
以上の英文説明が見つかりましたので翻訳しました。
私の商品説明と違う部分もありますが参考にしてください。
よろしくお願いします。