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【商品の説明】
・タイトル:お母さんはしつけをしないで
・作家:長谷川博一
【内容説明】
大好評のロングセラーが文庫になりました!
臨床経験豊富なカウンセラーが、いま、子どもに生じるさまざまな問題──いじめ、不登校、ひきこもり、リストカット、非行、少年犯罪──のほとんどが「しつけの後遺症」だと説く、衝撃の書です。
「そんなバカな!」と思われる方が多いのではないでしょうか。「子どものときにしっかりしつけないと、ろくな大人にならない」というのが世の常識ですから。
でも、子どもをめぐる環境が様変わりした今、「しつけ」=「支配」であり、ひと昔前のしつけ論はもはや通用しなくなりました。 しつけ熱心な親の子どもは、日々、親の小言に従わざるをえません。少子化と家庭の孤立化により、子どもの逃げ場はどこにもなく、じきに「支配-被支配」の人間関係に馴らされて主体性を失い自己否定に陥っていきます。
「子どもの将来のために」とがんばるお母さんほど、子どもの「後遺症」が大きくなるという現状を読者に納得してもらうために、本書にはさまざまな例があげられています。
現代は「しつけ不足」どころか、親が口を出しすぎる「しつけ過多」が圧倒的に多く、子どもをありのまま受け入れる「母性」が失われたことこそが、問題の根源だというわけです。 とはいえ、お母さんを責めることはできません。
著者は子育ての全責任を負わされたお母さんたちに、もっと楽になってほしい、思うようにいかなくても、それでいいんですよ、というメッセージを送っています。そして、現代版しつけの極意として「しつけようとしないしつけ」を提唱しています(その効果は、多くの臨床例で実証ずみです)。 「しつけをしない」なんてとんでもない! というお母さんも、わが子に「しつけのツケ」がたまっていないか確認するために、ぜひ一読といわず、再読、三読してほしい一冊です。
お母さんの「熱心なしつけ」が、じつは不登校、ひきこもり、いじめ、非行、少年犯罪を引き起こしている。家庭でのしつけが、子どもの自主性を奪い、人間関係を歪ませ、子どもを自己否定に走らせているというのです。臨床経験豊富な著者が、お母さんたちに「もっと手を抜いて、楽になりましょう」と呼びかけます。閉塞状況にある子どももお母さんも解放される新しい子育て論。
【著者について】
長谷川 博一
1959年愛知県生まれ。東海女子大学人間関係学部心理学科教授。専門は、心理療法、犯罪心理、パーソナリティ障害など。親の立場から虐待問題にアプローチする「親子連鎖を断つ会」を主宰。学校、警察、児童相談所、裁判所と連携した実践活動や、不登校の子どもの家庭にメンタルフレンドを派遣する活動等を行なう
【商品の状態】
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