Brompton用のヒンジクランプになります。
切削後にアルマイト屋さんに持って行ったところ、
アルマイトをされてる物だと勘違いをしアルマイト剥離剤を使ってしまい、
表面が少しだけ荒れてしまいました。。。
その後アルマイトをしてもらいましたが目立ちますので、
お安くして販売しております。
強度やアルマイトの質は問題ありませせん。
7075AL(超超ジェラルミン)ブロックから削り出されて制作されておりまして、
切削痕もかっこ良く軽量に仕上げられております。
又、
スプリングも付属しておりまして、
フレームとヒンジクランプの間に入れる事によって、
スムーズに組み立て・折り畳みが可能になります。
こうゆう折り畳み自転車の折り畳む部分のパーツは慎重に販売しないといけない箇所だと思っていますので、
販売するまでに約3年間、自分のBromptonに取付、
韓国で約18,000kmを走行して試してみましたが、
なんの不具合も無く使い勝手も良かったと思っています。
材質(アルミ合金の型番)の話になりますが、
昔から言われているBromptonの純正パーツが樹脂やアルミの鋳物を使われている理由の一つに、
フレームを守る為、その部分に強い衝撃が加わった際にパーツでショックを逃したり、
パーツが壊れる事によってフレームにクラックが入らない様に守るという事があります。
確かに一理あるとは思うのですが、
折り畳み部分が走行中に壊れたりしたら怖いなぁと思う事もありました。
まだBromptonの社外パーツが出始めた頃、
ジェラルミンの厚みのあるヒンジクランプが販売されました。
ですが、
使って行く事によってヒンジクランプ部分のフレームにクラックが入ってしまうという車両もたまに見聞きする事もありました。
実際に韓国の友人は毎日50km走行して三年でクラックが入ってしまっておりました。
その後Brompton社にて無償交換してもらってもいました。
原因としてはメーカーさん曰く、
フレームの折り畳み部分に力が加わり、
純正はヒンジクランプが鋳物だから柔らかく力は逃げるが、
ジェラルミンだと力が逃げないからフレームにクラックが入ってしまった。
という見解だそうです。
確かに理由としてはあっているのではないかなとは思います。
個人的には走行中にヒンジクランプが割れるのがとても怖いなと思ってしまっていますので、
編み込みされた引っ張り強度の高いカーボン繊維を使ったカーボンヒンジクランプや、
この7075ALの薄いタイプが良いとは思い使用しています。
このヒンジクランプは超超ジェラルミンで硬くはありますが、
薄く削出りだして製作しておりますので、
力も逃げやすく安心して使用が出来るとは思っています。
とても難しい部分でもありますし、
個人個人で考え方も異なりますので色々と検討をしてみて下さい。
これは余談ですが、
先日2023年3月9日に良く走っていた海外の坂道の下りで、
ステムの純正ヒンジクランプが割れ、
ステムが折り畳まれ頭を強く打ち亡くなられてしまった方がいました。。。
ヘルメットも被っていましだがダメだったようです。
知人も心配になり何人かで純正ヒンジクランプを見たところ、
写真7枚目の様にクラックが入ってる物もあった様です。