パイオニアの埋もれた名機、エッジレススピーカーのS-ST05の改造品です。
改造項目は以下の通りです。
○ターミナルをフォステクスの小型ですが質のいいものに変更。(以前のターミナルは使用できません)
Yラグやバナナプラグも使用できます。
○内部配線を4N 0.5mm純銀単線を無方向性にしたもの(江川三郎氏が提案した線の方向を向い合せにして方向性をキャンセルしたもの)に変更。
○ウーファーのWダンパーを部分カット。耐久性の若干の低下と引き換えにウーファーを動きやすくした。
○ウーファーのコーン紙、ツィーター、スピーカー底面、エンクロージャー内部にかつて販売されていた制振塗料であるfo.Q塗料を混合した塗料を塗布。
○ウーファーの錦糸線、前述のダンパーの切り口にfo.Q塗料とシリコン系接着剤を混ぜたパテを塗布。補強を兼ねるとともにダンパーの固有振動を抑えた。
○エンクロージャー背面にナットを仕込みM12のボルトでスピーカーユニットを抑え、ユニットの振動を抑えた。
○吸音材として強力な活性炭・シリカゲル混合シートを吸音材として使用。
改造はなるべく材質由来の固有振動を排除する意味でやっております。
外見は良くはありませんが、音は良いです。元々、低音の良く出るスピーカーなので質の良い低音が楽しめます。(音量のことではありません)
メインに使用しているダイヤトーンのDS-2000と比較しても引けをとりませんでした。
ノークレーム・ノーリターンでお願いいたします。
(2015年 5月 31日 21時 59分 追加) ウーファー、ツィーターの振動板とスピーカーターミナルに私が考案した精神塗料を塗布いたしました。振動を電気に変える圧電体と電気を熱に変える電磁波吸収体をシリコン系塗料に混ぜたもので、効果的に振動と電磁波を吸収するものです。