UK6.5E
年々値上がりを続けているクロケット&ジョーンズの中でも、ドレッシーなブーツとして根強い人気を誇るコニストン2。
カントリーブーツとしてはトリッカーズのストウ・モールトンと人気を二分する代表的なモデルです。
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フィット感に直接影響するラストは375。
ボリュームのあるラウンドトゥで、コニストンをはじめとしたカントリースタイルだけでなく、キャベンディッシュといったローファーにも使用されていた名作・325をベースとして、踵を絞り込みよりフィット感を高めたラストを使用しています。
アッパーは英国の伝統的なスコッチグレインを使用。
型押しレザーで、表面の硬質さは感じながらも、トリッカーズと比較すると柔軟で馴染みの良いマテリアルです。
カラーはタンブラウン。
ラインナップの中では比較的薄いブラウンといった印象ですが、お手入れによって最も「化ける」カラーでもあります。
ライニングはオールレザーであり、吸湿性に優れます。
ライニングにキャンバスを使うメーカーもある中で、ライニング全てにレザーを使用するのは現代の高級革靴のステータスでもあります。
ソールにはハルボロラバー社のスタッテドソール(ダイナイトソール)ですが、クロケット&ジョーンズの別注配合となっており、通常のダイナイトソールと比較すると柔軟性・粘りに富み、削れにくい仕様です。
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本品は2023年6月にFRAMEショップで購入。
コニストンは別で持っていたため本品は試し履き含め一度も足を入れておらず、完全な新品となります。
冒頭に書いた通り、クロケット&ジョーンズの靴は年々値上がりしており、コニストンも例外ではありません。
新品だとおよそ税込130,000円オーバー、10万円を切るのはセールの時以外ではありません。
セールは売れ残ったものが対象になりますが、6.5E(約25cm)は日本人にとってボリュームゾーン近辺に位置するサイズらしく、セール対象となることはほとんどありません。
新品が新品のままリセール市場に出るということもそう多い機会はありません。