*若林奮 の 銅版画 『52記-16』 直筆サイン入り 限定52部 額装品【真作保証】です。 万が一「真作」でなかった際には返品をお受け致します。
この作品は、版画集「52記」の中の1点です。某画廊では、53,240円で設定されています。 版画集『52記』は、若林奮がビュラン刀で銅版を直刻する技法で制作したものです。
若林奮は毎日デッサンを欠かさぬ驚異的な素描家でしたが、版画作品ではとくにその素描力が存分に生かされています。
ビュランによる連作は、細やかな筆致で澄明的な空間をひろげ、「空間への思考」を生涯のテーマとした作家の「日記的な記録」とも見えます。(出典:ギャラリー池田美術)
*若林奮ファンの皆様、作品を探されていた方、作品を気に入った方、ぜひこの機会にコレクションに加えてください。
・作家名:若林奮(わかばやし いさむ)1936-2003年
・作品名:52記-16 版画集「52記」より 1988-93/1995年
・技法:エッチング・エングレーヴィング
・イメージサイズ:約15cm×約10cm
・シートサイズ:約38cm×約28cm
・額サイズ:約45cm×約32cm
・限定数:52部
・制作年:昭和63(1988)~平成5年(1993) 制作/平成7年(1995)刊
※作品下部に、直筆サインとエディションの記載があります。
※作品コンディション:良好です。額も良好です。
画像でご確認下さい。
若林奮 Isamu WAKABAYASHI 1936-2003
1936年東京生まれ。59年東京芸術大学卒業。62年二科展で金賞。67年第2回現代日本彫刻展で受賞。80,86年ヴェネツィア・ビエンナーレに出品。87年東京国立近代美術館・京都国立近代美術館で[今日の作家 若林奮展]を開催。96年中原悌二郎賞受賞。99年多摩美術大学教授。鉄や銅、鉛などの素材を使い、深い自然観に基づく思索的な作品を制作した。2003年芸術選奨文部科学大臣賞受賞。同年10月に永逝。
若林先生は、1960年代に鉄を素材として彫刻制作を始め、銅、石、木、鉛、硫黄など様々な素材を使って自然観に基づく思索的な作品を制作してきました。
立体作家として活躍されましたが、彫刻として制作した焼きなまし銅板を刷るという独特の技法も展開され、謄写版、木版、銅版、リトグラフ、シルクスクリーンなど、あらゆる版画技法を網羅し、生前700点もの版画作品を制作されています。(出典:ときの忘れもの)
略歴
1936 東京町田に生まれる
1959 東京芸術大学美術学部彫刻科卒業
基礎実技教室の副手となる(1961年3月まで)
浜素紀の教室で自動車製作に参加する
1973 文化庁芸術家在外研修員として約1年間渡欧
エジプトの遺跡やフランス、スペインなどの旧石器時代の遺跡を見学して刺激を受ける
1975 武蔵野美術大学助教授となる
1984 武蔵野美術大学教授を辞す
1985 現セゾン現代美術館(旧軽井沢・財団法人高輪美術館)の鉄門と庭園を制作する
1995 東京都が西多摩郡日の出町に予定していたゴミ処分場建設に反対する
トラスト地に「緑の森の一角獣座」を制作し、建設反対運動への参加を始める
1996 第27回 中原悌二郎賞 受賞
1999 多摩美術大学教授となる
2003 平成14年度 芸術選奨文部科学大臣賞 受賞
10月10日逝去 行年67歳
(出典:Edition works)