【 超貴重秀逸年 】
『世界で最もエレガントなワインを造る男』、それがドメーヌ・ジョルジュ・ルーミエ当主「クリストフ・ルーミエ」です。
このシャンボール・ミュジニーに本拠を置くドメーヌは、1924年にクリストフの祖父ジョルジュ氏が結婚の折に花嫁の実家(カンカン家)からもたらされたシャンボール・ミュジニー
「レザムルーズ」1級
「レ・フュエ」1級そして
「ボンヌ・マール」特級から始まりました。
その後も、ボンヌ・マールを買い足し、モレ・サン・ドニの1級「クロ・ド・ラ・ビュシエール」を単独所有。
ドメーヌの虎の子と言われる
僅か0.1haの幻の「ミュジニー・グラン・クリュ」
はドメーヌ創設時からジョルジュがフェルマージュ(賃貸耕作)していた区画を、1978年になってようやくその父ジャン・マリーが買い取ったものでした。
ルーミエのワインは、この村名シャンボール・ミュジニーを試しただけでも、そのシルキーなタッチに感動し、この村のエレガントさを存分に堪能できることでしょう。
この村名ワインの美味しさの秘密は、さまざまなクリマのアッサンブラージュであり、
1級の「レ・プラント」と「フュエ」も混醸させることで、香りの豊かさと旨味の強さを実現しています。
逆に質の劣る村名はブルゴーニュ・ルージュに格下げさせてしまう為に極めてハイレベルなシャンボール・ミュジニーに仕上がるのです。
華やかで愛らしい香りと、シルクのように滑らかな飲み心地。ブルゴーニュで『最も女性的』と表現される優美で可憐なワインを生む魅惑のコミューン、
「シャンボール・ミュジニー」。
複雑な地形と土壌ゆえに多様な表情を見せるそのワインは世界中のワインラヴァーから愛され続けています。
また、ルーミエというと希少性の高い「レ・ザムルーズ」や「ミュジニー」ばかりが注目されがちですが、
実はこの村名シャンボール・ミュジニーこそが、最もルーミエらしさを感じる1本なのです。
ラズベリーやレッドチェリーの果実のアロマに、バラやスミレのフローラルなニュアンス。シナモンやハーブなどの多様な香りも感じられます。
味わいは、赤系果実の豊かでまろやかな風味と凛とした酸が魅力。
滑らかなタンニンがしなやかな口当たりをもたらし、長く優雅な余韻へと続いていきます。
2014年は、ピノノワールの聖地「コート・ドール」の秀逸年。
熟成11年の超貴重バック・ヴィンテージです。
セラーに大切に納めて頂ければ、更なる熟成によって、複雑さとエレガントさが見事に開花していくことでしょう。
シャンボール・ミュジニーのエレガンスを知りたければ、『世界でもっともエレガントなワインを造る男』
クリストフ・ルーミエのワインを味わってみるのが一番の早道です。
今回の出品では、ピノノワールの秀逸年2014のワインを他にも多数揃えました。そちらも併せてご覧ください。