ME-002~003 プレミアム盤二枚組特別価格
大戦中の名演
フルトヴェングラー指揮VPO、BPO ベートーヴェン:交響曲第3番「英雄」、第6番「田園」、第7番、「レオノーレ序曲」第3番
(英語表記で、VPOですが、個人的には、WPOの方がしっくりきます)
第1楽章 Allegro con brio
第2楽章 Marcia funebre: Adagio assai
第3楽章 Scherzo: Allegro vivace
第4楽章 Finale: Allegro molto
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー 指揮 ウィーン・フィルハーモニー
1944年12月19,20日、ウィーン、楽友協会大ホール(モノラルセッション録音)
(ウクライナ戦争が始まり、バックコート・テープでの入手できませんでしたので、ロシア製テープからの製作です。
ロシア製のテープは、変形しやすいプラリール巻きのため、中古のアルミリールに巻いて保管しています。参照画像)
ベートーヴェン:交響曲第6番ヘ長調『田園』 Op.68
第1楽章 「田舎に到着したときの愉快な感情の目覚め」Allegro ma non troppo
第2楽章 「小川の辺の情景」Andante molto mosso
第3楽章 「田舎の人々の楽しい集い」Allegro
第4楽章 「雷雨、嵐」Allegro
第5楽章 「牧歌 嵐の後の喜ばしい感謝の気持ち」Allegretto
1944年3月19日、ベルリン (ライヴ録音)
ベートーヴェン:交響曲第7番イ長調『田園』 Op.92
第1楽章 Poco sostenuto - Vivace
第2楽章 Allegretto
第3楽章 Presto, assai meno presto
第4楽章 Allegro con brio
1943年10月31日、ベルリン(ライヴ録音)
ベートーヴェン:『レオノーレ』序曲第3番 Op.72b
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
1944年6月2日/ウィーン、ムジークフェラインザール(ライヴ)
“ウラニアのエロイカ” として有名な、1944年ウィーンフィルハーモニーの交響曲 第3番「英雄」。
「レオノーレ」序曲 第3番と共に、割と音質は良いです。
特に、「レオノーレ」は、「ファンファーレからが本番」と言わんばかりの、現代では失われた「ウィーン気質」が窺われます。
「田園」 はっきり言って、音は良くないですが、3楽章以降に見る、「フルトヴェングラーとベルリナーフィルハーモニカーとのプロフェッショナル魂」は、聴き応えがあります。
「さとりミュージック CD-R」 新品の出品ですが、品質チェックのため、全て再生確認しております。
当日、第3楽章終了間際に、空襲警報が発令され、全員逃げ惑う足音が入っています。その後、何事もなかったように、というよりも、より集中力のある演奏で、引き続き演奏されています。その間、どれだけの間隔があったか私は知りませんが、個人的に見事だと思います。