
サイズ :直径10.5cm×高さ7cm
重量 :120g
木材 :栃
技法 :花塗り 汁椀 黒/朱
11,000円(税込12,100円)のお品物です
自宅保管の未使用品です
お箱から出して茶箪笥で飾っていました。
お箱はありません
下地塗り
木地師が木地を完成後、生漆を2回ほど塗り、木地に十分漆を染みこませていく。
凹凸ある木口には、砥の粉と漆を混ぜた錆を使い、ヘラで平らに整えていく。
上花塗り
漆を5回ほど漉しゴミやほこりを除いた上塗り漆を刷毛で少し厚みを残しながら均一に塗っていく。
塗り終えたら、先を尖らせた竹棒などを使い、塗り面に付いたゴミをすくい取り除いていく。
特に難しい工程のため上花塗り専門の職人がいる。
地塗り
金箔をはるために、秀衡雲紋様を描く。
塗り厚は薄く凸凹なく均一に、筆のはらいやかすれを活かし、描いていく。
金箔はり
地塗りの固まり具合をみながら、秀衡塗の象徴の金箔を四ッ菱状に手作業で置いていく。
金箔はデザインに合うサイズに、職人自ら切りそろえる。
気の遠くなるような手作業の積み重ねで丁寧に創られています。
伝統工芸の技の芸術です。
金箔の取り扱いについて
秀衡塗の特徴である菱形の金箔ですが、漆を接着剤として金箔を貼りっぱなしの状態である為、使用していく内に、こすれとれていきます。
しかし、秀衡塗は金箔の綺麗な状態を楽しむ器ではありません。
数百年という長い期間、茶人や民芸運動家が惹かれたのは、使い古された秀衡椀の美しさです。
金箔も原形をとどめ、漆も下地が透けて見えてきたその様に、日本独自の美意識【わびさび】を感じ、魅力を感じたのです。
もちろん金箔直しだけの修理もできますが、使われた歴史を無くすことにもなります。
是非、日頃から愛着を持ち丁寧に使用し扱った上での、このような様に秀衡塗の本当の美・価値があります。