n0nx0x2TB303 アナログクローンx0xb0x。
いまだ根強い人気のLadyada x0xb0xの改良版の組立済マシンです。
近年の廉価な複製版や、復刻版と比較して、改めて評価されつつあるようです。
高騰し、入手困難な部品や、廃番の代替部品の検索や手配だけではなく、
組立て、テスター/オシロスコープ/定電圧サプライでのチェック等、
面倒な工程に断念した方におすすめです。
昨今の部品の総額と比べて、かなりリーズナブルな価格です。
内部にもアクセスしやすい構造ですので、
メンテナンスやカスタマイズもしやすい機体です。
antto氏達有志が開発した、現在入手困難なx0xlargeドータボードを搭載しています。
旧来のATMEGA162より高速/大容量のATMEGA2561を使用したx0xlargeボードを搭載しており、
osの改良が困難になってきた162よりも、機能の追加など今後の対応が期待できる可能性を秘めています。
osはx0xb0xオリジナルのladyadaベースとは異なりますので、パネルも新デザインとなっています。
各自適宜アップデートしてください。
入札前に内部構造の参考に、ビルドマニュアルを必ずご一読ください。
https://www.ladyada.net/make/x0xb0x/fab/parts.html
これまでのn0nx0x2の進捗の抜粋の訳です。
全般
128パターン (8バンク × 2セクション × 8スロット)
最大4つの連続パターンをチェーン可能
64小節のトラックを16トラック (最大256小節まで拡張可能)
再生中のモード変更 (チェーン終了時、または瞬時に変更 (一部のモード間のみ))
スムーズなテンポ変更 (標準ファームウェアと比較)
シャッフル (ティックベースおよびシャッフルクロック)
パターン書き込みモード
- タイムモード
- ピッチモード
- タップ書き込みモード
- パターンのクリア
- パターンの長さ / ステップモードの設定
- パターンとチェーンのコピー/ペースト/スワップ
パターン再生モード
トラック書き込みモード
- バーにはパターンスロットとピッチシフトの情報が格納されます (バーの長さはパターンの長さと同じ)
- チェーンはボタン1つで書き込めます押す
- 小節を挿入/削除
トラック再生モード
- BAR RESET/D.S. を押すと、1小節目へ即座にジャンプ/サイン
- BAR RESET を押すとトラックが再読み込みされます
- フリーズフレーム
トラック録音モード
同期:
同期モード:
- 内部(マスター) - 20~300BPM
- DinSyncとMIDI同期を生成
- 低密度クロック(XSync)を生成
- ステップトリガー(XSync)を生成
DinSync(スレーブ)
MIDI同期(スレーブ)
- DinSyncに変換(最後のティック周期に基づいて立ち下がりエッジを予測)
- XSyncに変換
その他の同期機能:
- スレーブ接続時、RUN/STOPボタンによる独立したスタート/ストップ
- ディレイスタート - 次の小節からスタート
- ディレイリスタート - 次の小節でステップ1からパターンをリスタート
- マスタースタート/ストップをバイパス
- TEMPOコントロールを押し込むことでテンポを高速変更(+/- 7 BPM)
設定モード
すべての設定は内蔵EEPROMに保存されます
- 同期モード - 内部/DIN同期/MIDI同期
- メトロノームのオン/オフ切り替え可能
- ディレイスタート「小節」の長さ(16分音符単位)
- バンクLED表示
- テンポ
- テンポ補正(-100~+100、90%~110%に相当)
- XSync速度
- MIDI/DIN同期変換方法(予測または固定幅パルス)
- シャッフルモード
- シャッフルの最小/最大レベル
- MIDIノート出力 - 有効/無効
- MIDIノートオフセット
パターン操作モード
#1: シフト - 左/右または自動(TAP経由)、トリム、タイル、サイズ変更
#2: 並べ替え - ランダム/逆、属性ごと
#3: トランスポーズ
#5: ミューテート - 低確率ランダム化、クリップボードによるミューテート、すべてまたは属性ごと
#6: ランダム化 - 全パターンまたは属性ごとにランダム化
パターントリガーモード
16個のパターン(1バンク)が16個のMIDIノートにマッピングされ、
13個のMIDIノートがピッチシフトにマッピングされます。
パターンは瞬時に変更できます(ほとんどのソフトウェア303プラグインの動作と同様です)。
外部MIDIコントローラーの代わりにx0xボタンを使用することもできます。
シリアルメッセージ
- MSG_FW_VER
- MSG_ISSUPP
- MSG_GET_INFO
- MSG_GET_MEM / MSG_SET_MEM
- MSG_PATBUF
- MSG_TEXTOUT
起動時コマンド
- 全設定をデフォルトにリセット
- バッテリー切れエフェクト(全パターンをランダム化)
- SPI周波数を2MHzに設定
- SPI周波数を4MHzに設定
当然、オリジナルTB303よりも新しい部品を使用しているので、
劣化による寿命の心配も抑えられます。
組立後、動作チェック済みです。
ハンダはAlmitを使用し、オーディオグレードのパーツや金皮抵抗等も使用しています。
入出力 背面画像の左より
ACジャック、電源スイッチ
Phone (6.3mm)
Gate (3.5mm)
CV (3.5mm)
USB B
Mix out (6.3mm)
Midi out
Midi Thru
Midi In
Mix In (6.3mm)
Din Sync
付属品:9V1A ACアダプター
オリジナルでは、ACアダプターの抜き差しで電源を投入するものですが、
今回は予めI/Oボードへ 電源スイッチ を取り付けた改良品です。
音はオリジナルと比べ遜色ありません。 存分に303テイストが楽しめます。
より303に近づけられるよう、BA662を使用できる幸運な方は是非お試し下さい。
メインボードのdip類は、全てソケットを介して装着してあります。
ケーブル類は、直付けではなく脱着可能にしました。 ACアダプタによる駆動です。
ハンダはAlmitを使用し、オーディオグレードのパーツも使用しています。
主な使用部品
x0xlarge
2SC1583
2SA2291
LA4110
AN6562
2SA733
2SC536
2SK30
FT232
Grayhillロータリースイッチ
可変抵抗:ALPS、Alpha、Panasonic、etc.
金属皮膜抵抗 抵抗、コンデンサ:国内ブランド等
おおよその寸法(cm)
縦:20.5 / 横:27.5 / 高さ:前部3 後部8
実際のマシンは、画像のように全LED同時に点灯はしません。
詳細な使用法や問題解決法はネット上に多数公開されています。
既製商品とは性質の異なるマシンです。
今後も有志による、アップデートの公開や互換パーツ情報の開示などがあると思います。
Trやオペアンプの換装等の参考になさって下さい。
詳細な使用法や問題解決法はネット上に多数公開されています(多少の英語力が必要)。
事前に、必ず、作製ガイド、使用法、特性、FAQやトラブルシューティングなどを、
フォーラムやブログなどで参照の上ご入札願下さい。
youtubeでも多数公開されています。
不明点はフォーラムやブログなど、各自検索願います。
操作中の動画や、オリジナルの音との比較なども、youtubeで閲覧できます。
Firmwareの更新はavrdude/USBやsysex/MIDI経由で可能です。
使用法や最新情報は以下を参照下さい。
https://yhype.com/x0xlarge/
n0nx0x2 - マニュアル
https://antonsavov.net/x0xb0x/n0nx0x2/n0nx0x2_manual/
フォーラム
https://forums.adafruit.com/viewtopic.php?f=13&t=51809
今回のリアパネルはアクリル製ですので、手荒な扱いや、衝撃等には十分にご注意ください。
LEDは砲弾型です。
ケース内部はアクセスしやすく、スペースも余裕があります。
303の躯体よりMODの自由度は高い構造です。
電池駆動、スピーカ内臓など改造例もあります。
アルミなどの他のケースに組み替えてもよさそうです。
腕に覚えのある方は挑戦してみてください。
メンテナンスや修理には適切な工具を使いください。
当方より取引連絡を差し上げた後、
36時間以内に返信頂けない場合は、 キャンセルと看做し、落札者都合として削除させて頂きます。
また、履歴を拝見して評価の悪い方("悪い"が1%以上)や、評価が3以下の方の入札も、
独断で取り消させて頂く場合が有ります旨、 ご了承下さい。
評価が50以下の方が落札なさった場合、18時間以内にご連絡先などを取引連絡よりお知らせ下さい。
ご連絡なかった場合は、無条件で落札者都合扱いで削除させて頂きます。
新規の方のイタズラ入札が増えておりますので、対策をさせて頂きます。
BA662への換装や、LED色の変更やMODの追加等は、
部品の在庫にもよりますが対応可能です。
落札後取引が終了してから、返送いただくかたちとなります。
作業日数等がかなりかかる場合もある旨、あらかじめご了承ください。




