
ポンキエルリ 歌劇 ラ ジョコンダ スコット パヴァロッティ フルラネット トツィスカ バルトレッティ 1979 サンフランシスコ 極美品 ガラ盤
ラ ジョコンダのライブ。スコットとパヴァロッティにバルトレッティの指揮と言うドリーム盤です。ポンキエルリ唯一の成功作 “ラ ジョコンダ”は不思議な曲です。ポピュラー曲の次のランクの曲なのでしょうが、評価としても若干微妙で、“ベルカントとヴェリズモの境界” とか“ヴェリズモの入口” とか考えられている様です。そのせいか 近年ではヴェリズモとしての扱いが一般的で、特にジョコンダ役は東欧系の歌手によりドラマチックに歌われる事が多いように見受けられます。それが悪いわけではありませんが、そうすると どこか“エレクトラ” めいて “鉄の女” の様に聴こえてしまうケースが多いようです。ヴェリズモには “世話味” と“ウマさ” が必須だと思えるのですが、近年は そこらに若干の不足があり…サントゥッツァも同様で…「あ~ これじゃあ棄てられるなぁ」と聴いていて妙に納得してしまいます。
少し以前の歌手だと その辺りの匙加減は心得ていて、世話味もウマさも充分でした。カラス テバルディから このスコットあたりまでがベストで、歌も表情も絶妙だと感じます。
そう言えば、RCAが このスコットを中心に据えたジョコンダ録音を企画しておきながら直前に放棄し、そのまま全員をEMIが引き受けて出来たのが レヴァイン スコット クラウスの“ボエーム” だと聞きました。あれもステキな録音でしたが、あの顔触れでそのまま“ジョコンダ” なら なおなお稀少でステキだった事だろうと ちょっとだけ悔やまれます。
先年 スコットさんが亡くなりました。歌のうまさにかけては超弩級の方だったと思います。少しだけ方向性は異なりますが、カラスなみのうまさで、“上手い” とも “美味い” とも “旨い” とも…。ステロタイプの表現ですが、今の時代では “もうこんな歌手は現れないだろうなぁ” とつくづく感じます。
サンフランシスコは 時折 メト顔負けの豪華公演を打って驚かせます。周囲も豪華ですし 何分スコットとパヴァロッティですので またとない聴きもの…ある種のレガシーだと思います。
極美品です。開封時のままに綺麗だと思います。現在ではすでに廃盤かもしれないです。あんなに出回っていたガラ盤とかMYTO盤とかが なぜか品薄の様です。ショップのリストを探ると、いわゆる海賊盤が一掃されている事に気づき驚かされました。何があったのでしょう。なおなお 貴重盤だと思います。
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