
当方のオークションにアクセスいただきありがとうございます。な
今回は2年前に私が製作したオーディオボードの出品です。
DS-V5000用のオーディオボードとして製作・使用していたのですが、改良型のボードと入れ替えたので表面を0.5mmずつサンダーにて削り落とし、もう一度仕上げ直して出品しております。
表面・裏面共に古材パドックを使用しております。
芯材はカバザクラの集成材です。
集成材は25mmに、パドックは10mmにプレーナーをかけ油圧プレスにて接着しております。
横手材はパオロッサを使用しております。
全面10Rの仕上げとなっており、また両面とも仕上げていますのでどちらの面を使用しても問題ない仕上げとしております。
仕上げの工程ですがペーパー120番→リボスオイル ローズウッド色を塗布→乾燥→ペーパー150番・240番・320番・400番・600番・1000番・3000番で都度ウェットサンディングを行い、乾燥後にナノクリアスを塗布しております。
仕上げ工程はナノクリアスを塗布→乾燥→研ぎがセットとなっています。
リボスオイルは2度塗り、ナノクリアスは4度塗りで仕上げております。
どちらの塗料も浸透系で木の呼吸を妨げる事なく表面を保護出来ますので、従来のワトコオイル・ワックスで仕上げるやり方から変更いたしました。
試聴はダイヤトーン DS-V5000をメインに行っています。
ピュアボロンを使用しているSPなので元々高音の質・響きは非常に高いものがあります。
その上でこちらはパドックですので、非常に響く音色でした。
高音はより美しく、余韻は長く。
芯も集成材=無垢材を工場で接着しているものですから、合板・LVL芯のボードより遥かに響きます。
非常に気に入っていたのですが、SPの元の音にあまり色を付けない造りのボードを試作・試聴することになったので今回出品するボードと入れ替えました。
出品に辺り傷・反り・割れを修復し、1から仕上げ直しております。
※メンテナンスについて※
私が製作しているインシュレーター・オーディオボードはリボスオイルとナノクリアスで仕上げてあります。
出品する際には表面のオイル・ナノクリアスはしっかり硬化しておりますが、時間が経つにつれて更に中まで浸透して硬化します。
殆どメンテナンスフリーだとは思いますが、御心配な場合は固く絞った濡れ布巾で磨いて頂ければ長く使用出来るかと思います。
天然の素材を使用している為、多少の反り・捩れ・縮み・割れが発生する可能性がございます。
木の特性と受け入れ、付き合っていただけたらと思います。
何かご不明な点がございましたら、お気軽にご質問下さい。