
子育ての村「むぎのこ」のお母さんと子どもたち 支え合って暮らす むぎのこ式子育て支援・社会的養育の実践
北川 聡子 (著, 編集), 古家 好恵 (著), 小野 善郎 (著), むぎのこ (著)
出版社 : 福村出版 (2021年初版1刷)
ソフトカバー,18cm : 276ページ
ISBN-10 : 4571420781
ISBN-13 : 9784571420788
むぎのこで支援を受けた母親、社会的養育で育った子どもや里親の語りを通して、むぎのこ式実践とは何か、その意味とこれからの子ども・子育て支援の課題と可能性を考える。
【目次】
はじめに
序 章 むぎのこ村の日常
第一部 困り感に寄り添い支える――困難を乗り越えて成長する親の姿
第一章 むぎのこの親・子育て支援
一 むぎのこの概要
二 親を知ることと支援すること
三 子どもの育ちを支える家族支援
四 共に生きる
第二章 お母さんたちの語り――むぎのこ式親・家族支援の体験
一 療育を基軸とした母親の生きづらさへの支援
二 先輩お母さんの助けでDVから逃れて自立(DV自助)
三 過去の囚われからの解放(宗教自助)
四 緊急電話が命綱――虐待から救われた子育て
五 薬物依存の母親――人と触れ合いたくない日々の中で
六 自助グループでお母さん同士のつながりを大事にしていきたい(自死自助グループ)
第三章 むぎのこ式親・子育て支援
一 子どもを救うためには、家族を救わなければならない
二 子育て家庭のニーズ
三 支援の障壁
四 親の「困り感」に寄り添う支援
五 自然な支援と支援の連鎖
〈コラム〉七変化するむぎのこの心理職
第二部 むぎのこ村で育つ子どもたち
第四章 むぎのこの育ちの支援と社会的養育
一 子どもたちの育ちの支援
二 親支援から社会的養育へ
三 地域に根ざした家庭養育
四 途切れない支援
第五章 里親と里子の語り――むぎのこ式社会的養育の体験
パートⅠ 子育て村の里親たち――子どもを育てたあとのギフト
パートⅡ むぎのこの里子たち
パートⅢ ユキ物語――里親になった北川園長
第六章 むぎのこ版若草プロジェクト
一 みどりさん
二 ななかさん
第七章 むぎのこ式社会的養育
一 サポートを前提とした共同養育
二 里親のポジション
三 スキルより関係性
四 子育ての村は「愛着の村」
終 章 誰もが支援を受けていい
一 親子の困り感
二 子育て支援とは何か
三 これからの子育て支援
四 チームむぎのこ
五 わがまちの子どもをみんなで応援する――子どもが育てばいい
おわりに
[編著者紹介]※初版刊行時のものです
北川聡子(きたがわ・さとこ)
1983年北星学園大学文学部社会福祉学科卒業と同時に麦の子学園を立ちあげる。
2005年アライアント国際大学・カリフォルニア臨床心理大学院日本校臨床心理学研究科修士課程修了。現在まで子どもの発達支援と家族支援にかかわる。社会福祉法人麦の子会理事長・総合施設長。公認心理師。
古家好恵(ふるや・よしえ)
1994年看護師として麦の子学園就職。2009年北海道教育大学大学院教育学研究科学校臨床心理専攻修士課程修了。社会福祉法人麦の子会常務理事・統括部長。2020年4月より医療型児童発達支援センター札幌市みかほ整肢園園長。
小野善郎(おの・よしろう)
和歌山県立医科大学卒業後、総合病院精神科、大学病院、児童相談所などで児童青年精神科医療に従事し、2010年より和歌山県精神保健福祉センター所長。医学博士、日本精神神経学会精神科専門医、日本児童青年精神医学会認定医、子どものこころ専門医。
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