お譲りするのは、SONYのデジタルオーディオプロセッサー SRP-F300です。96KHzデジタル入力に対応したチャンネルデバイダ、EQ、ディレイとして活用できます。
お譲りするものの内訳は下記の三点になります。
1)中古稼働品の本体1式と電源ケーブル1本(純正品ではございません)
2)CD-R1枚(保存されている内容は下記のEXEファイル、PDFファイル)
(コントロールソフトF300C.exe Ver1.5のEXEファイル、V1.15のEXEファイル
日本語ドキュメント(取扱説明書、コントロールソフト説明書、サービスマニュアル、通信プロトコル説明書、パラメター説明書)
英語ドキュメント(コントロールソフト説明書、サービスマニュアル、通信プロトコル説明書、パラメター説明書)
メーカー提供のプログラム(画像のプログラムリストにあるもの)
3)当方が作成したWin11,10で利用される際の注意書きの書面
(古い機種ですので、同機種を運用中の方は問題ないかと思いますが、初めてご利用される方用の簡易説明)
<動作確認について>
使用していたものでしたが、出品にあたり、信号発生プログラムと外部からのデジタル信号、アナログ信号にて
6chとも出力が正常であることを歪率計とオシロ等で簡易チェックした後、再度、楽音の再生確認をしております。
後述のWin11パソコンで専用コントロールソフトをインストールし、本機とPCの接続を確認しております。
リードライトの確認も実施済みです。
(お渡しする際には、初期化しております。プログラム番号2~50の間でパソコンからプログラムの設定が可能な状態です。
メーカー提供のプログラムをSRP-F300本体にて利用する場合は、写真8に掲載しているプログラムリストのように
プログラム2~5番に設定をしてご利用ください)
<ご利用にあたって>
実際にこのプロセッサを運用される際には、Windowsパソコン(対応OSは後述)と
お手持ちのWindowsパソコンのOSで動作する「USBをD-sub9ピンに変換するシリアル変換ケーブル」と
RS232Cの雌のクロスケーブルが必要です。(本体コネクタは雄です)
デジタル信号を本機入力する場合、ご利用の環境によっては、32~96KHzにサンプリング周波数に変換するSRCや
S/PDIFを本機に接続する場合には、AES/EBUへのコンバータなどが必要になります。
デジタル、アナログ接続等に合わせて、コントロールソフトにて入力信号の設定を行う必要がございます。
(初期設定では2chのデジタル信号+アナログ信号のミックスの設定になっております)
商品情報はメーカーHPで閲覧できます。
https://www.sony.jp/pro-audio/products/SRP-F300/?srsltid=AfmBOoqh5bPI3_MZbD6-9kRD2SabeVX5b5xrCd2gCv-zeY002FeV1OTM
SRP-F300は先に製品化されていたSRP-F700が本体で操作が完結できるプロセッサでしたが、本品はパソコンとの組み合わせで機能を実現する製品です。
本機1台では、ステレオモードで3Way
モノラルなら6chのデジタル入力があるチャンネルデバイダとして活用できます。
GEQ,PEQ,ディレイなどの機能もありますので、タイムアライメントとf特補正ができます。
パソコン上でイコライザやフィルタなど各種設定を行うため
コントロールソフトが無いと運用ができません。
WindowsパソコンにインストールするコントロールプログラムはWin95/98以降で動作します。(当方ではVistaのみ使用経験がなかったので未確認です)
現在のWindows11,Windows10(32bit,64bit)OSでも動作しますので、
当方ではWin11のノートパソコン(Intel(R) Core(TM) i7-9750H CPU @ 2.60GHz 2.59 GHz,Win11HOME Ver24H2等NEC,富士通、VAIOなど)で運用しております。
(本体販売時に提供されているV1.15はWin11,10では動作しない場合がありますので、必ず最終リリース版のF300C.exe Ver1.5をご利用ください)
USBをD-sub9ピンに変換するシリアル変換ケーブルは、当方がWin11パソコンで接続する場合には
バッファローの「BSUSRC07」を利用しております。
<製品の特徴>
96KHz24Bitのデジタル入力1系統(AES/EBU準拠、サンプリング周波数32~96KHz)とアナログ2chの入力
アナログ6系統の出力を装備し、デジタルクロスオーバーネットワーク(チャンネルディバイダ)とイコライザ機能をパソコンで設定して行うプロセッサです。
2chなら3Way、モノラルなら6chのディバイダとして利用できます。
本体内臓のサンプリングコンバータで32~96KHzのデジタル入力信号はそのまま受信できます。それ以上の周波数の信号は、別途、サンプリングコンバータをご用意いただく必要があります。
動作モードは2つあり、ソフトで選択しから、各機能を設定していきます。
・デバイダーとパラメトリックイコライザPEQ、コンプレッサCOMP、ディレイ
・デバイダーとグラフィックイコライザGEQ、ディレイ
デバイダーのスロープはバターワース、ベッセル、ー12,-18、-24、-36dB/oct
リンクウイッツ・ライリー、ー12,-24dB/oct
です。
ディレイは
入力チャンネル毎に0~1365.3msec 最大469.6mm(0.0104msec ステップ3.6mm単位)
更に6チャンネル独立して、0~1365.3msec 最大469.6mm(0.0104msec ステップ3.6mm単位)
GEQは31バンド +12dB~-無限
PEQはpeaking,notch,bandpass Hishelf Loshel +12dB~-無限
DAI CS8414
SRC CXD8591
AD AK5393
DAC AK4393
<余談>
当方では複数台を使っており、各チャンネルのタイムアライメント都合もあり、音楽ソースの信号は一度、外部のルームイコライザかサンプリングレートコンバータで96KHz、24bitに変換してから分配し、本機へ入力しておりました。
各種補正データやディバイダのスロープ設定などは、本体には補正プログラムを45個、不揮発メモリに保存できるため、
一度、設定した後はパソコンと接続せず聞いております。
部屋の特性や楽音の好みに合わせた補正したプログラムは、本体のプログラム設定ボタンで呼び出して使っています。
RS232Cに光ファイバの変換器でパソコン側とアースを分離してデイジーチェーン接続してあげれば、ノイズの懸念も無いのかもしれませんが、
個人のシステムで設定変更も度々行うものではなく、また補正自体は上位のプロセッサでの補正切替のほうが楽なので、特にパソコンを常時接続しないためアース分離の実験はしておりません。
以下、メーカーHPより転載
デジタルクロスオーバーネットワーク機能を内蔵した2ch入力、6ch出力、1Uサイズのデジタルオーディオプロセッサー
デジタルオーディオプロセッサー
SRP-F300
販売当時の希望小売価格198,000円(税込)
●2ch入力・6ch出力のデジタルオーディオプロセッサー。アナログ入力に加え、デジタル入力端子も装備。
●サンプリング周波数96kHz、量子化ビット数24bitのA/D、D/Aコンバーターを搭載。ダイナミックレンジ110dB以上、40kHzまでもの周波数特性を実現。
●クロスオーバーネットワーク機能を搭載。シネマシアターシステムや、ホール・スタジアムなどのPA/SRシステムに好適。
●オーディオ分配器としても使用可能。ステレオ入力→ステレオ3Way出力、モノ入力→モノ6Way出力、ステレオ入力→ステレオ3分配など自由な入出力を設定可能。
●信号処理のパラメーターはリモート端子(RS-232C)から外部パソコンにより制御。通信プロトコル、およびコントロールソフトウエアを付属。
●作成したパラメーター設定は、最大50パターンまでメモリーでき、簡単に呼び 出し可能。誤操作防止のためのロック機能も装備。
●フロントパネルには各入出力に対応したLEDによる5段階のレベルメーターを装備。
●EIA 1Uサイズ。
主な仕様
●周波数特性:20Hz-20kHz +0/-1.0dB、20Hz-40kHz +0/-3.0dB
●ダイナミックレンジ:110dB以上(IHF-A)
●信号遅延時間:約880μsec
●アナログ入力:XLR-3-31(凹)相当×2
●アナログ出力:XLR-3-32(凸)相当×6
●デジタル入力:XLR-3-31(凹)相当×1、AES/EBU準拠
●リモート:RS-232C、D-sub9ピン(複数の本機をディジーチェーン接続可能)
●電源:AC100V
●消費電力:21W
●大きさ:482(幅)×44(高さ)×350(奥行)mm
●質量:約5.2kg
●アナログ入出力平衡回路:1番G、2番H、3番C
レシーバー CS8414
サンプリングレートコンバータ CXD8591
AD AK5393
DAC AK4393
以下、検索用
sony
ソニー
SRP-F700
SRP-F300
ベリンガー
BEHRINGER
DCX2496
スピーカープロセッサー
DBX
DRIVE RACK
RASTEME
RCD-84
ベリンガー BEHRINGER DCX2496 ULTRADRIVE PRO スピーカープロセッサー
ブランド:BEHRINGER