
中古2CD 仏Carlin CL 3/4-2
フランク : オラトリオ 至福
ジャン・アラン指揮 パリ・アカデミー管弦楽団 エリザベート・ブラッスール合唱団 他 演奏者301人
フラッシュディスクランチのマルチディスク用ソフトケースで保管していました。
インレイ、インサートともCDの方が付いています。
このままお送りします。
インサート:仏英独3か国語解説。歌詞は仏語のみです。
CDは2枚とも未使用に近い美品です。
出品にあたり全曲鑑賞し異常無き事を確認済みです。
聴ければ良いという方のみご入札ください。
ゆうパケットポストminiで発送いたします。
++++++++++++++++++++おやじの戯言++++++++++++++++++++
シャルラン氏はほんまにマイナーな曲も沢山録音した人だ。このフランクのオラトリオもそんな1曲、よくまあこの大作を収録したものだよ。
アランが301名の演奏者を指揮したと表記しており、(それだけで何も書かずとも)それをバイノーラル録音したんだぜとPRしておるね。
現時点でシューベルトの宗教作品を幾つか出品してるんだが、見に来る人の少ない事よ。良曲だらけなのに。
ところがどっこい、そんな中(ライセンス盤なんだが)シャルラン録音の「ラザロ」だけ、見に来る人が多い。
まあ、おやじが商品名にシャルランと書いたからなんやと思うけど。そっちでヘッドフォンで聴くのが筋だろうなんて偉そうに書きながら
出品にあたっての鑑賞はスピーカーで行った。
まあ、シャルランの事はさておき、フランク自身もお気に入りで作曲に10年近く費やしたこの作品、美しい音楽だ。しかし、どこを
聴いても美しいのが悪かったんだろうかね、あまり取り上げられないな。それでも、今やこういう作品を取り上げそうな、
リリング、ジャルダンがきっちり録音したのも聴けるね。(サヴァリッシュは無いんかね。)
このCDは日本語対訳なんか付いてないのでちょっと説明しとくわ。tk1プロローグ以外はマタイによる福音書の「山上の説教」
をもとにしたテクストなんだな。そのイエスの説教がそのまま括弧内を除き曲名になっておるね(画像3)。
tk2悲しむ人々は、幸いである、 その人たちは慰められる。
tk3柔和な人々は、幸いである、 その人たちは地を受け継ぐ。
tk4義に飢え渇く人々は、幸いである、 その人たちは満たされる。
tk5憐れみ深い人々は、幸いである、 その人たちは憐れみを受ける。
tk6心の清い人々は、幸いである、 その人たちは神を見る。
tk7平和を実現する人々は、幸いである、 その人たちは神の子と呼ばれる。
tk8義のために迫害される人々は、幸いである、 天の国はその人たちのものである。
tk8は20分over。おやじはクリスチャンでは無いが、小さいころはクリスチャンの両親に連れられてよく教会で過ごした。
この部分は今でも牧師が読んだのを覚えているわ。これ有名なんよね。その場面を絵画にしたものも複数あるし。
「いや、やはり日本語対訳が必要だよ」と仰る方は日本盤をお探しあれ。