従来のPCチェアのイメージをはるかに超えた斬新なデザインの「エンペラー1510」。パソコンとデスク、チェアを一体化した日本初登場となるコンピュータ・ワークステーションである。開発・製造はカナダ・キューベックのMWE(Modern Work Environment)Lab社。2008年設立の若い企業ながら、人間工学の技術を駆使したワークステーションの開発で高い評価を受けている。この「エンペラー1510」、まずはそのサソリのようなデザインに目が奪われてしまうが、あらゆる部分において人間工学的な検証と技術対応がなされている。シート後部が10度、ワークステーション本体が15度後方に傾くことによって背骨(腰・首)の圧力を和らげるのをはじめ、キーボードトレイ、レッグレスト、モニターなど、各パーツの細かな位置と傾斜の調整が可能。長時間作業時の負担を軽減している。結果、このサソリを彷彿とさせる斬新なデザインとなったのである。