オークション形式ですが、差額1円で即決設定しています。
・skylakeまで対応の旧OSとUEFI起動Windows10を両方使える。
・貴重なPCIスロットが2スロットあるので、工業計測、PCIサウンドカード、PT2 等に便利。
それにもかかわらず、この機種ジャンク扱い出品ばかりになるのは、おそらく理由があります。
本出品も稼働機のものですが、以下の通り訳アリ現状渡し品です。
発端:
今年になってPentiumからi5に載せ替え。夏頃クーラーのダクト設置。
9月頃にグラフィック描画で再起動が発生。
IA/GT/SAのVRMに100uF6.3V/47uF6.3Vセラミックコンデンサ追加(画像4)して様子を見ました。
いくぶん安定しましたが、翌日再発。固体コンデンサを一個、着脱して検査しています。正常範囲でした。
IAコア側VRMは問題なく、GT(IGPUの3Dコア)側VRMを調べることになりました。
解決:
原因はMSI工場のミスでIGPUコア側VRMのLoadlineが5ミリオーム設定になっているため、
GT2コア搭載のCPUで3D処理が入ったときに電圧不足が発生と特定しました。
・購入以来のGT1コアPentiumG4400TがGT2コアCore i5-7500で電流が倍増した。
・ダクト設置でVRMが冷えた。9月になって気温低下。温度補償回路に影響した。
応急対策で画像6の「913」表記の91kOHM追加で4.43ミリオーム設定にしましたが、
どうも本来の3.1ミリまで下げないと完全ではないようで、機材整理をかねて出品に至りました。
再修正するつもりでしたら61KOHM部品と解説お付けしますが、お手数でしょう。
以下の4通りが正解でしょう。
・回路修正で完全解決。
・グラフィックカードを差して使う。
・PentiumG4560/G4400以下で使用。
・旧WindowsやLinuxコンソールなど3D GPUを使わない用途。
なお、BIOS画面ではGTコア側VRMは0V出力で停止しているため問題が露見しません。
(IAコア側ではないので、TDP/PL1/PL2やTurboBoostOFF設定で逃げることもできません)
回路修正のやり方は2通りあります。
・応急で該当箇所を61kOHMに変更。
・根本的にはRT3606BCのデーターシートp19のR31とC6を一本ずつ並列に追加する。
最終的に3Dベンチマーク中にHWmon64のCPU GFx(IGPU)電圧が正常に収まれば完成です。
以上の現状説明と写真が真正であることは保証しますが、
VRMに訳アリ品ということでお願いします。
*配達後は動作確認のうえ、受け取り確認ボタンよろしくお願いします。
*送料・同梱・セット出品関係の組み換えは質問欄からどうぞ。
キーワード:
MSI製 ATXマザーボード H170A PC MATE LGA1151
ブランド:MSI
ファン、電源関係他にもあります。同梱は質問欄などでも。
以下は出品終了です