写真2枚目 黄ばみの事例
写真3枚目 ビネガーシンドロームの事例
写真4枚目 新品との比較
写真5枚目 当店にて液晶コネクタをPismo/Lombard用に交換済み
写真6枚目 交換時の液晶ケーブルのたるみ処理
永く使うなら純正液晶パネルは不適格
Powerbook G3 (Pismo/Lombard) 新品液晶パネル (互換品)【商品の説明】
東芝製 14.1インチ 新品パネル (つや消し、CCFL1灯)
対応機種
Powerbook G3 (2000年・Pismo)
Powerbook G3 (1999年・Lombard)
純正液晶パネル(いずれもSAMSUN製、LG電子製)では、偏光板にTACベースのフィルムが使用さ
れているため、修理交換用にジャンク機などからはずされたパネルを使用しても、高温多湿環境下
では遠からず写真3枚目のようなビネガーシンドロームが発生し、機体の長期保管は見込めません。
本出品は、2002年製東芝Dynabookに採用されていた新品の東芝製液晶パネルを、当店で写真5枚
目のように液晶コネクタ(とバックライトケーブルコネクタ)をPowerbook用に変更したものです。
(当該Dynabookについては、ビネガーシンドロームの発生事例は見当たりませんでした)
パネルのそっくり交換なら、バックライト交換作業で問題になる明るさムラの心配はなく、ビネガー
シンド―ローム、赤みを帯びた画面、バックライト切れ、画面全体の黄ばみなどの課題を一発で解
決できます。
Pismoの純正液晶パネルの明るさは115cd/㎡で、当時としても他社の平均的な150cd/㎡に比べて
暗い部類でしたが、本品は175cd/㎡となっています。
海外から輸入したもので、現地での商品管理のためにすでに開封されておりますので、あらかじめ
ご了承ください。
【添付品】
液晶パネルを外装ケースからはずす(殻割りの)際に、外装樹脂ケースを傷つけずに分解するため
の0.5mm厚の塩ビシートを添付します。
かみ合わせ樹脂のフックは、作業の上手下手によって折れてしまうことはありますが、樹脂ケース
のおもてとうらはネジ止めになっているので、折れても影響はありません。
【参考】ビネガーシンドロームについては検索エンジンにて「ビネガーシンドローム TACフィルム」で検索す
れば、詳細な論文や解説が見つかります。
マイクロフィルムに関する内容ですが、同じ素材が使われている液晶パネルにもそのまま当てはまり
ます。(現在はPETフィルムに置き換わっています)
また、PCにおける発症事例は「ビネガーシンドローム ○○(=メーカー名)」で検索すれば見つかり
ます。見つからなければ、そのPCメーカーに採用されている液晶パネルの偏光板はPETだと推定され
ます。
【注意】上記のピッチ変換コネクタの幅の分、FPCケーブル(オレンジ色のフラットケーブル)がたるみますの
で、写真6枚目のように、フェライトとコネクタの間でケーブルを折り曲げてたるみを吸収してくださ
い。
(FPCケーブルは、折り曲げて使うことを前提に作られているので心配ありませんし、ゆるめの折り目
にしておけばさらに安心です)
Powerbook G3 (WS・PDQ・初代) 用には使えません。
【初期不良対応】当店にて動作確認済みです。
到着後30日以内は、初期不良品は、交換または返金対応します。