「PALTO / パルト」
「PALTO(パルト)」は、2013年に若手起業家のルカ・パガネッリ氏が創設したイタリアのブランドです。
著名デザイナーの下で経験を積み、同族経営の大手アウターウェアブランドで培った製品と流通の知識を活かして、
このブランドを立ち上げました。イタリアのトスカーナ州を拠点とし、イタリアの伝統的なスタイルの着こなしをコンセプトに、
次世代にふさわしいモダンなコートを生み出す、まさに“コートファクトリー”です。
この地から、生地の柄や素材、テーラリング技術や細かなディテールに至るまで、イタリアンエレガンスの真髄を復活させつつ、
未来を見据えたモダンなファッションスタイルを生み出しています。
【 特徴 】
豊かな表情を生み出すイタリアらしい染めや加工の技術と洗練されたフィッティングで時代性を的確に捉え、
オーセンティックなライフスタイルのあらゆるシーンを見据えたスタイリッシュでスポーティなウェアを提供しています。
気取りのないシンプルさと華やかさ、トラディショナルウェアの優雅さと現代的な時代性、クラシカルと革新性といった
相反する要素をブレンドして新たなハーモニーを生み出したダイナミックなテイラリングがパルトの魅力です。
【 アイテム 】
メンズコートの永遠の定番『 チェスターコート(テーラードコート) 』
大人の秋冬アウターとして、ロング丈のコートはハズせません。なかでもチェスター型に代表されるテーラードコートは、
定番的でありながらドレッシーな雰囲気を備えており、ここ数年は、ニットやジーンズを合わせたりとドレスダウンでも大活躍。
テーラードコートはオン・オフ問わずな最強のコートという称号を得た、というわけ。なんですが、こういう着こなしが浸透してくると、
最早目新しさはなくなり、少々マンネリな感も否めません。“さすがに一着違うコートを新調しようかな”なんて心境にもなってみたりして。
そこでおススメなのが、着流しに最適な、脱クラシック「ちょいモード」なチェスターコート。
ちょいモードとは、モードデザインということであり、またモダン=現代的ということ。
つまり、今日的なスタイルを選ぶのが最良ということです。なぜならそういうコートは、「バサッと羽織るだけでカッコいい」という
デザインであるから。よってその効果はまさに絶大!
【 コメント 】
PALTO(パルト)からご紹介する『真冬も着れる、薄手中綿入りチェスターコート』。
目まぐるしく変化する時代によどみなく対応する、現代的なしなやかさをも醸しだせる1着。
重々しくなりがちな大人の冬のスタイルを軽やかに洗練させ、歩くさまや着脱の所作など、
立ち居振る舞いさえも流れるように美しく演出するパルトらしい仕上がり。
今のトレンド、快適を押さえた着方を限定しない現代版チェスターコートです。
クラシックなスタイルも、仕立てはあくまでイタリア流で先進的なモダンさの渾然一体。
ご紹介する「BIAGIO」は、メンズコートの中で生まれも育ちも最もエレガントと言われるチェスターコートになります。
ダンディズムの象徴であるチェスターコート。コート専業のパルトでは10種類近くのモデルが用意されています。
BIAGIOは、セットインスリーブのシングルチェスターという正統派スタイルながら、イタリアらしい軽くてやわらかいアンコン仕立て
(肩パッドや芯地を省いた仕立て)の中綿入りで、軽やかで暖かを実現。さらには一般的なチェスターコートより
着丈を短くすることにより、クラシックさの中にスポーティーさが溶け込んだモダンな仕上がりになっています。
ポイントは、立てても寝かせてもお洒落に決まるノッチドラペルです。
低めのゴージ、細めのノッチドラペル、ネック下にはボタンによって、襟を立てたラフな着こなしにも対応。
絶妙な開き加減で、襟立てスタイルを自然に楽しめ、襟を寝かせてテーラードのようにも着れる
いわゆる立たせても寝かせてもサマになる『両刀ラペル』になっているので
「少しはモードっぽい雰囲気も欲しいけど、基本的にクラシックに着こなしたいんだよね」なんてワガママにも応えてくれます。
ややワイドなヘリンボーン柄も英国的な気分も満点。ドレスにもカジュアルにも着こなせるマルチなユースも高評価です。
根底は「クラシック」でも、着心地は楽チンな「ナポリ仕立て」
熟練の職人による丁寧なアイロンワークによって、限りなく立体的に仕上げる「ナポリ仕立て」によって、
着心地は快適そのもの。ふわっと肩に乗り、肩の張りを抑えたなだらかなショルダーラインや、すっきりとしながら可動域の広いアームホール、
身体ラインに沿う立体的な腕の曲線、広めの背幅によって、ナチュラルに動き、窮屈感を感じさせません。
ポイントは、程よいゆとりのある胸に対して肩の位置が狭いことです。肩幅が狭い日本人体型でもコートがしっかり肩に乗るので着やすく、
ゆとりがあるのにもたついて見えません。実際に着ると分かりますが、細くないのにすっきり洗練されて見えます。
こちらのコートはイタリア製です。
熟練した職人が集うコートファクトリーでイタリアの伝統的なテーラード技法を用いて一着一着丁寧に作られています。
このため、程よいゆとりのあるフィッティングでも決してだらしなくならないように緻密に計算されています。
英国伝統のコートのような構築的な感じはなく、それでいて、今どきのコートのようなグラマラスなシルエットでもありません。
目を見張るような個性はありませんが、全体として非常にバランスのいいチェスターコートだと思います。
ジャケット代わりにラフに羽織ってもいいですし、スーツ(ジャケット)の上に着ても絵になります。オンオフ問わず活用できるのはもちろん、
従来のイタリアブランドのテーラードコートにはない時代性(トレンド感)があるので、いつもとちょっと違う新鮮なお洒落を楽しんで頂けます。
真冬でも着られる秘密はライニングにあり。
ライニングが¨中綿¨仕様になっているので、保温性バツグン。
スーツの上から防寒用にも、ジャケット代わりに一枚でも、確かな保温力が期待できます。
すごく暖かいので真冬でも快適に過ごせます。また、ボリュームが調整されているので、
中綿による着膨れやシルエット崩れなどはありません。細心の注意が払われているので、
言われなければ中綿入りとは思えないほどです。
ウォーム感とリラックス感ある、真冬でもバッチリ暖な「ハイブリッド チェスターコート」
チェスターコートらしい¨歳月を経ても色褪せない上品さと上質さ¨と、¨軽くて着やすく、とても暖か¨という
ハイブリッド感が魅力。素材もパルトならではのヴィンテージ調の生地使いで、一目見ただけで、素材の表情に目を惹かれます。
流行に左右されない完成されたスタイルでありながらも、若々しく、絶妙なカジュアル感があるので、幅広いコーディネートに
合わせられので、気負うことなくビジネスシーンでも気軽に羽織れ、さらにコーディネートまで流用してもなんら違和感は無いという、
オンオフを楽にお洒落に彩る、まさに最強のスタイルです。
今の気分を巧みに取り入れながら、長く愛用できる要素もたっぷりな品なので、自信を持ってお勧めいたします。
【 ディテール】
・チェスターコート
・身頃4B、ネック下1B
・腹部:スラントポケット
・後裾:センターベント
・袖先:飾りカフストラップ
・裏地:薄手中綿&キルティング
・内ポケット2つ(パッチポケット、両玉縁ポケット)
・ハンガーループ
・本水牛ボタン
【 生地 】
個性とウォーム感を感じさせる『4種混紡ヘリンボーンツイード』になります。
「アクリル」、「ウール」、「ポリエステル」、「その他繊維」の4者を混紡した中番手糸を
ヘリンボーンに織り上げた、暖かみのあるしなやかなライトツイードになります。風(冷気)を通さず暖かいのはもちろん、
丈夫で型崩れしにくいので長く愛用できます。
見た目は重厚ですが実際は、軽やか暖かなふんわり素材。
しっかりとした厚みのあるコート地なので風(冷気)を通さず暖かいのはもちろん、打ち込みが甘くざっくりしていてやわらかいので、
身体に馴染みやすく、はじめからすごく着やすいことが特徴です。また、生地にふくらみがあって断熱性のある空気を多く含むので、
軽いのに暖かいを実現。
優雅さと味わい深さのバランスがちょうどよいモダンなヘリンボーン柄。
シェブロンパターン似も見える太幅、粗野感のあるツイードでヴィンテージ風の仕上がりになっているので
今っぽく着こなせます。
ツイードのブリティッシュな雰囲気はそのままに、ほんのり色気が漂うという、いかにもパルトらしい雰囲気。
主張しすぎず、それでいて平凡に陥らない個性があるという、大人の男性が纏うにふさわしいファブリックです。
【 素材 】
表地/アクリル:50%・ウール:25%・ポリエステル:20%・その他繊維:5%
裏地/ポリエステル:86%・ポリウレタン:14%
中綿/ポリエステル:100%
【 色 】
クラシックな趣とこなれ感が備わった「アッシュ・ダーク・グレー(色名:GRIGIO SCURO)」。
素材の風合いを活かすような色を採用するこのセンスも、さすがパルト。ツイードの素朴さとシックなグレーとブラックの組み合わせが
クラシックな中にも大人らしいモードさを感じさせます。ややワイドなヘリンボーン柄も素晴らしく
立体感のあるツイードと相まって独特の存在感とウォーム感を醸し出しています。
“ほんのりモードを匂わせるモノトーン配色の英国柄コート”、いまの気分にぴったりだと思います。
色数を抑えてシックに着こなしてください。
【 サイズ感 】
シルエットは現代的な『スッキリ&スマートシルエット』になります。
オーバーコートらしい貫禄あるシルエットなのですが、変に細すぎないのが本作のいいところです。
ピシッと着るというよりも、トレンドを踏まえたバサッと羽織るという着方を前提にしている為、
身幅に適度なゆとりがあり、身体を締め付けるような窮屈さはなく¨快適¨、¨優雅な佇まい¨が備わった
近年のクラシコモーダな¨さりげなく無駄を省いたような、クラシカルかつ時流を取り入れたシルエット¨になるとお考え下さい。
【 サイズ 】
【 48 】
【 サイズ実寸 】
着丈: 99 cm
肩幅: 48 cm
身幅: 57 cm
ウエスト幅:55 cm
袖丈: 63 cm
採寸位置
着丈・・・・・襟付け根中心から裾
肩幅・・・・・肩先から肩先直線
身幅・・・・・袖付け根位置の脇下両端直線
ウエスト幅・・ウエストの一番細い部分の直線
袖丈・・・・・肩先、袖付け根から袖口
全て平台の上に平置きし、外寸を計測。
サイズスペックは各サイズよりランダムに選んだ一個体の実寸値となります。
商品により誤差がある場合がございますのでご了承ください。
【 着用シーズン 】
秋/冬
【 モデル 】
BIAGIO
【 状態 】
新品未使用
【 付属品 】
タグ、スペアボタン
【 製造国 】
イタリア製
【 定価 】
132,000円