1994年にアルバム『BLUNTED ON REALITY』でデビューを飾った、ローリン・ヒル、ワイクリフ・ジョン、プラーズの3人組ヒップホップユニット、フージーズのベストアルバム。ティーナ・マリーのR&Bヒット「Ooh La La La」を使った、
ロバータ・フラックの同名曲をヒップホップビートでリメイクする、ワイクリフが歌うボブ・マーリーのカヴァーなどの大ヒット曲をはじめ、メアリー・J.ブライジ「ラヴ・ノー・リミット」がバックトラックに使われている
「Fu-Gee-La」のリミックスヴァージョン、サウンドトラック『love jones』からのローリン・ヒル初ソロ作品といった貴重音源も数多く収録。メンバーそれぞれがソロアーティストやプロデューサーへと発展し活動休止状態
となっているフージーズだが、ヒップホップの歴史を振り返る意味でも重要なベストアルバムだ。