
マイクル・コナリーの「終決者たち(The Closers)」上下2巻です。古沢嘉通訳、講談社文庫。状態は全般に良好です。送料はクリックポストで185円です。(※厚さ2cm以下の文庫本は、合計1㎏を超えない範囲で計4冊程度まで同梱可能です。)
★内容: 警察小説の頂点を極めたコナリー最高傑作。3年間の私立探偵稼業を経てロス市警へ復職したボッシュ。エリート部署である未解決事件班に配属された彼は、17年前に起きた少女殺人事件の再捜査にあたる。調べを進めるうち、当時の市警上層部からの圧力で迷宮入りとなっていた事実が判明。意外な背後関係を見せる難事件にボッシュはどう立ち向かうのか。・・・見えない真犯人を炙り出す壮絶な心理戦。ボッシュと相棒のライダー刑事は、少女殺人事件に関与していると思しき人物を突きとめる。マスコミに捜査状況を流すことで、ふたりは容疑者の動きを探る作戦に出るが・・・。難航する捜査にメディアと警察内部から批判が高まり、次第に窮地に立たされるボッシュ。重要参考人の死で密かにあざ笑う真犯人。その正体を暴く秘策はあるか?現代ミステリー界の旗手が描く、警察小説の到達点。
「おそらく、今後シリーズが何冊つづいても、一番のお気に入り、は本書でありつづけるだろう」(古沢嘉通; 訳者)
★『ハリー・ボッシュ・シリーズ』は、マイクル・コナリーによる、LAPD(ロサンゼルス市警察)刑事ハリー・ボッシュを主人公とするミステリー、ハードボイルド小説シリーズ。。ただし、このシリーズにおいては、主人公ハリー・ボッシュ以外の登場人物 ― 読者なら既にご存知であろうが、捜査官レイチェル・ウォリング、元捜査官テリー・マッケイレブ、記者ジャック・マカヴォイ、アウトサイダーのキャシー・ブラック、弁護士ミッキー・ハラーなど ― がいわゆる「スピン・オフ」し、ハリー・ボッシュ・シリーズ以外の独自作品群の主人公となって、コナリーの世界を拡大・深化させていくのである。これらの関連シリーズを合わせると、2023年夏時点で38作(内、邦訳37作)となっている。コナリー・ファンをやめられない理由がここにもある。
★主人公ハリー・ボッシュは、本名がヒエロニムス・ボッシュ(Hieronymus Bosch、ルネサンス期フランドルの著名な画家と同姓同名)。暗く複雑な生い立ちと、ベトナム戦争で極限状態を生き抜いた経験が性格に陰を落とす。組織に馴染まず上司や同僚と衝突することもしばしばだが、一人事件の真相へ向けて突っ走る男の中の男。シリーズ初期では、犯罪事件のストーリーと並行して主人公のトラウマや人間性も次第に浮彫りになっていく。マンネリと無縁の物語が次々に展開し、読者はボッシュとともに現代を疾走する気分や錯覚に酔う。。だが、逆境と戦うボッシュにもLA市街を見下ろす小粋な自宅に帰宅し、好きなCDを聞きながらデッキでビールを飲み、遠くで暮らす“家族”を想うひと時が訪れる。読者もその場所と時間に居合わせて、ほろ苦くも甘美な癒しを味わうのである。
★著者、マイクル・コナリー(Michael Connelly)は、1956年生まれ、フィラデルフィア出身。1980年、フロリダ大学でジャ-ナリズムを専攻したが、そのきっかけは在学中にレイモンド・チャンドラーの小説に出会い作家となる決意をしたためという。卒業後、フロリダで新聞記者となり、当時「コカイン戦争」の只中にあった南フロリダ地区の犯罪や警察について記事を書き続け、1986年には手がけた記事がピューリツァー賞候補に推されることに。これによりジャーナリストとしての地位を高め、ロサンゼルス・タイムス社の犯罪担当記者となり、チャンドラーが描いた街LAに赴くこととなった。LAで3年間の記者経験の後、ロサンゼルス市警察(LAPD)の刑事ヒエロニムス(ハリー)・ボッシュを主人公とした小説を書き始める。 1992年、シリーズ第1作となる“The Black Echo”(邦題『ナイトホークス』)を発表。実際に起きた事件を題材として描いた本作は、初版僅か15,000部、また全米広告の露出がなかったにも拘らず各書評で非常に高い評価を得、アメリカ探偵作家クラブ(Mystery Writers of America、MWA)のエドガー賞(The Edgar Award)処女長編賞を獲得した。その後同シリーズは怒涛のヒットを続け、現在までに35ケ国で翻訳されている。2003-04年にはMWAの会長も務めた。
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