本書は、理論先行型の従来の英文法教育の問題点を克服し、
自然な英文が書けるようになるための新たな英文法学習法を提示したものです。
英文法書を渡され、それを隅から隅まで読んだところで何も身に付きません。
これが、使えない英文法の正体です。
文法力は実際に英文を読んだり書いたりしながら身に付くものです。
さらに言えば、「英作文を勉強してはじめて文法がわかる」ことが多いのです。
さらに、「英文法が使えない」原因のひとつとして、
文法書の類に書かれている文法用語自体が学習者に誤解を与えているとも考えられます。
例えば、「現在形」は「現在のことを表す」とか、
「過去形」は「過去を表す」といった勘違いです。
ひとつの例として、次の文の意味を考えてみてください。
・My father writes novels.
「父は小説を書く」でも間違いではありませんが、
日本語としても不自然ではないでしょうか?
wrirtes は確かに「現在形」ですが、
この文が表しているのは「現在」のことではありません。
ここで、
「現在形は現在のことを表さないのか?」
「過去形は過去のことではないのか?」
と思われた方は、
ひょっとしたらその辺が英作文にいまひとつ自信が持てない要因なのかもしれません。
本書ではこうした「名が実を表さない文法用語」を正すことにより、
文法事項を実用に耐えられるものに変えていきます。
この他にも、類書ではほとんど扱われることがない、
しかし、英語の最重要事項とも言える「冠詞」にも一章を割いて、
英語的センスを磨いていきます。
ちなみに、This is a pen.の本当に意味するところは何でしょうか?
「これはペンです」と訳された方は、残念ですが、
中学一年の段階で誤った英語を学んでしまいましたね。
本書で、もう一度、使える英文法を身につけては如何でしょうか。
(正解はもちろん本書に出ています)
英文法は使えてこそはじめて学習する意味があります。
本書の和文英訳を通して、生きた英文法を体感し、作文力の向上につなげてください。
こんなあなたに本書をおすすめします
→ 英作文の基本を学びたい人
→ 実践的英文法を学びたい人
→ 学校文法はできても英作文は苦手だという人
→ 中・高校時代とは違った角度から英文法を見直したい人
→ 和文英訳を通して英語的センスを身につけたい人
→ 英語教師志望の人、すでに教壇で英語を教えている人