
ドイツの老舗時計メーカー Bifora(ビフォラ) 製の機械式懐中時計です。
Biforaは1900年にドイツ・シュヴァルツヴァルト地方で創業された、自社製ムーブメントを製造していた数少ないドイツ時計メーカーとして知られています。
実用性と耐久性を重視した質実剛健な時計作りで評価が高く、当時のドイツ国内を中心に広く愛用されていました。本品は17石ムーブメントを搭載した機械式懐中時計(フラックウォッチ/ハンギングウォッチ)で、チェーン付き、現在も正常に動作しています。1日試しましたが、時間もあっております。
内部の状態も非常に良好で、丁寧に使われてきたことがうかがえます。
経年相応のわずかな使用感はありますが、目立つダメージはなく、全体的に非常に良いコンディションを保っています。
製造年代は1930〜1960年代頃と考えられます。
写真に写っているものがすべてです。詳細は画像をご確認ください。
サイズ(約)
・ケース直径:35mm
この時代の「金メッキ(Goldplate)」の特徴
① Gold層が厚い(=摩耗に強い)
1930〜60年代のドイツ時計では、
厚メッキ(Heavy Gold Plated)
Rolled Gold / Gold Filled(圧着金張り)
Vergoldet(当時基準の金メッキ)
といった技法が使われており、
現代の電解メッキのような極薄層ではありません。
② 現代の「安価なメッキ」とは別物
現代の量産品では、
数ミクロン以下の電気メッキ数年で下地が出るというケースが多いですが、この時代のものは数十年経過しても金色がしっかり残る角や縁に“自然な摩耗”が出る程度剥がれるというより「徐々に薄くなる」という経年変化をします。
今も金色を保っている個体は、当時の厚みの証拠です。
③ なぜ厚くできたのか
金価格が現在ほど高騰しておらず、長期使用が前提の製品設計。「修理して使い続ける」文化。ドイツ製品らしい耐久性重視の思想。つまり、 “見た目より実用性”の結果として厚メ金になった という背景があります。時計裏側の金メッキの滑らかさをご覧ください。
※アンティーク品・ヴィンテージ品のため、返品はお受けできません。ご理解の上、ご入札をお願いいたします。