御存知! 名手故Cozy Powell/Tony Carey/故Jimmy Bain参加 レインボウ実質デビュー作 大傑作2nd「Rising」
本国リマスター紙ジャケットSHM-CD仕様限定版 国内盤中古でございます。
盤共に非常に状態の良い中古でございます。
1999年本国リマスターでございます。
当時のリマスター技術レベルからリミックス感がございますがオリジナルに即しており、非常に良心的な音質でございます。
内容は言わずもがな。
ラインナップは第二期名手揃い。
Ritchie Blackmore(G、ex-Deep Purple)、名手故Cozy Powell(Ds、ex-第二期Jeff Beck Group/Bedlam/Cozy Powell's Hammer他、
後にMSG/Whitesnake/Emerson,Lake & Powell/Black Sabbath他)、
故Ronnie James Dio(Vo、ex-Elf、後にBlack Sabbath/Dio)、故Jimmy Bain(B/Vo、後にWild Horses/Dio/World War Ⅲ他)、
Tony Carey(Key、後にPlanet P)となります。
かのLouis Clarkが大作二曲にストリングス・アレンジ/演奏参加。
(かのElectric Light Orchestraストリングスアレンジ担当/王立音楽院出身.......
その制作に関わっていた”Mack”や故Cozy Powell含む【バーミンガム・ミュージシャン人脈】から参加の感....................)
制作は故Martin Birch。
(かのDerek Lawrence等の元で制作エンジニアを務め、/第一期Jeff Beck Group/第一期Deep Purple/Wishbone Ash/Skid Row/Peter Green/Faces/
Flash/Stackridge等手掛ける。
その後独立し第二期Deep Purpleでの制作/プロデュース、Fleetwood Mac等手掛ける、後にWhitesnake/Iron maiden/Black Sabbath/
Blue Oyster Cult/MSG等手掛ける)
アシスタント・制作エンジニアには当時”Musicland Studios”ハウス・エンジニアであったかの”Mack”が参加。
(Electric Light Orchestra制作エンジニアとして名を馳せ”Uriah Heep””The Rolling Stones””Led Zeppelin”等制作に関わり、後に独立。
”G-Force”そしてプロデューサーとしてかの”Queen””Black Sabbath””It Bites””Bad Moon Rising”等手掛ける)
1976年2月(当時西)独ミュンヘン”Musicland Studios”での制作となります。
前作”Blackmore's Rainbow”ではRitchie Blackmore/DioプロジェクトにElfの面々が参加、という感。
バンド形態での制作ではございましたが演奏面で随分な不満があり、成功は収めたもののチャート・アクション/セールスが思う程で無く、
バンド一新を狙い故Ronnie James Dio以外は解雇となります............................
(そもそもが音楽性でのファンとの相違という感...................................)
オーディションにて故Cozy Powell/故Jimmy Bain/Tony Carey獲得。
1975年末から新バンドとして意欲的に制作に臨む事となります................................
さて今作。
前作はあくまでBlackmore/Dioの楽曲・音楽性が中心で楽曲の範疇に制約されるものではございましたが、
故Cozy Powell加入が前作と大きく異なり、バンドとしての個性が確立。
非常に躍動感とスケール感溢れるもの、加えて非常に引き締まった緊張感のある演奏/アンサンブルが聴かれるものとなっております。
故Cozy Powell自身もバンドの一員として加入した限りは演奏個性を充分に生かす事を重視しており、凄まじい程の演奏を繰り広げております。
正直キャリア随一の衝撃的な演奏。
後にRitchie Blackmore自身「ソロ演奏の後ろであれこれ叩きまくるのには困った」と回顧される始末でございますが、
若気の至りとは言えども、特定の音楽に自分の演奏スタイルをはめ込み楽曲の質を2~3ランク引き上げる手法は既に健在。
思う存分演奏個性を打ち出しており、非常な聴きものでございます。
(かの名録音スタジオ”Musicland Studios”での制作となりますが、ドラム録音は「吹き抜け廊下」での録音の模様。
「迫力を出す為に」との模様)
様式美と呼ばれる音楽性ではございますが、後に揶揄される音楽性の狭さは案外なく演奏主体な感があるものの曲調は広く、
後のポピュラー路線にも繋がるものも収められております。
また旧B面には大作が二曲納められ、二曲でコンセプト的なものとなっております。
後に”Planet P”で大成功を収めるTony Careyでございますが、ここでのシンセの扱い等が後の姿を感じさせる所も聴きものでございます。
演奏のシンプルさに批判を得る事が多い故Jimmy Bainではございますが............................
Led Zeppelin名手/アレンジャーJohn Paul Jones曰くの「自分まで個性を打ち出したらバンドの音楽が崩壊するから、一線を引いて自身の個性を打ち出し、
他の個性を繋いでいった」という感。
創作クレジットはございませんが創作/アレンジャーとしての後の活動/貢献を窺わせる演奏ではございます......................
プロデューサーはDeep Purple時代のかのMartin Birchを起用しておりますが、
参加ミュージシャンや音楽性が異なる事や既にRitchie Blackmoreの演奏や音が変化している事がミソでございます.......................
リリース後はツアーに勤しむ事となりますが..............................................
Ritchie Blackmoreだけならぬレインボウ渾身の一作ではございますが、セールスは前作を下回る事となります......................
(現在では問題作とする向きも......................................)
されど前作が非常に微妙なチャートアクション。
Ritchie BlackmoreはかのDeep Purple看板ギタリストでDeep Purple HR化提唱者で中心メンバーという事もあり、
レインボウ自身がかのDeep Purple音楽性継承者と見做されておりました。
完全に Ritchie Blackmore在籍時Deep Purple音楽性が継承されていれば、前作のチャートアクションが確実に非常に好調なものとなった筈。
正直、レインボウにDeep Purpleの音楽性継承の期待を掛けた聴衆が前作の音楽性を聴き、
「!?」となった為に前作のチャートアクションが微妙なものとなった感がございます。
その割を食ったのがこの2nd「Rising」ではなかろうか?という感.........................................
ここからレインボウの商業と音楽性の長い葛藤が始まる事となります.................................................
ミュージシャン界隈では「Deep Purpleは好きだが、レインボウはその限りではない」と案外仰られる方もおられます.........................
かの名手Bruce Dickinson(現Iron Maiden/Skunkworks ex-Samson)大推薦盤でございます..............................
(時の流れは速いもので、この大傑作も【忘却の彼方】と為り掛けている事を危惧した感.........................................)
現在では入手が困難。この機会に是非。