[Y2026010605] 010 274860++
サイズ:横幅約13.5㎝×奥行約8.6㎝×高さ約10.5㎝
(多少の誤差が生じる場合があります。ご了承ください。)
曾我山人旧蔵石 瀬田川虎石(台座箱付)銘「崇阿」(すうあ)の紹介です。
瀬田川石の中でも極めて硬質な本石は、天土坡状の見事な石相を見せる中、淡く灰色の白虎部分と梨地を含んだ黒虎部分の石層が洗練された美しさを顕しています。漢詩の世界にも造詣が深かった山人翁は、中国唐の詩人王勃(おうぼつ)の漢詩になぞらえ「崇阿」(すうあ)と名付けたのでしょう。
秋日登洪府滕王閣餞別序【第2節】
王勃
時維九月,序屬三秋。
潦水盡而寒潭清,煙光凝而暮山紫。
儼驂於上路,訪風景於崇阿。
臨帝子之長洲,得仙人之舊館。
層臺聳翠,上出重霄。
飛閣流丹,下臨無地。
鶴汀鳧渚,窮島嶼之廻。
桂殿蘭宮,即岡巒之體勢。
時は維れ九月、序は三秋に屬す。
潦水は盡き、寒潭は清く、煙光は凝り、暮山は紫なり。
儼かに上路を驂し、訪かに崇阿を風景す。
帝子臨むところの長洲、天人得るところの舊館。
層巒聳翠、上は重霄に出づ。
飛閣流丹、下を臨むに地無し。
鶴汀鳧渚、島嶼の回して窮まる。
桂殿蘭宮は、即ち岡巒の體勢なり。
季節はちょうど九月で、秋も季秋の九月である。
雨後の貯水も既に枯渇し、氷った川は非常に清らかで、
夕霧は深く、夕暮れの山は紫色に染まっている。
その中を、粛々と立派な道を駕車で駆け馳せて行く、
遙か彼方には高々とした山峰を眺め遣りながら。
嘗て李元嬰が臨んだであろう江の砂州の畔に、
李元嬰が営んだ滕王閣は建っている。
その滕王閣は九層もの高楼で、幾つもの屋根庇を備えて、
高々と大空へ突き出ている高楼である。
滕王閣の上層へ登り、紅漆の回廊に立って、
直下を見ようとするのだけれも、大きな軒が広がり、見ることは出来ない。
江を望み遣ると、鶴が汀に、野鴨は渚に群れ居て、
江の流れは蛇行しながら滔々と流れ下って行くのが見える。
その江の畔に建っている滕王閣は、まるで自然の高丘のようである。
山人翁は、本石の土坡に、滕王閣(とうおうかく)の回廊から望む江(かんこう=かん水)の流れを思い描いたのでしょう。
朱筆による箱書きは山人直筆、もちろん天然ウブ成りの逸品で、慧眼の水石大家曽我山人翁が愛した一級の賓石です。
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