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Tokaiが1980年代半ばにわずかな期間のみ製造した、Super Editionシリーズの希少モデルです。
グラスファイバー製ボディに加え、ネックまでも木材ではなくグラスファイバー成形材を採用。
当時の国産ギター史においても異例の先進仕様で、現在ではほとんど市場に出回らない一本です。
レッドとブラックの80年代を象徴するカラーリングはブラッドギルスのストラトに酷似しています。
■仕様
ブランド:Tokai(トーカイ)
シリーズ:Super Edition
年代:1985〜87年頃
ボディ:グラスファイバー成形(Fibertech)
ネック:グラスファイバー成形(黒光沢仕上げ)
指板:ローズウッド(22フレット、R=約400mm/15.75インチ)
ピックアップ:HSS(リア=ハム、フロント/センター=シングル)
ハードウェア:ブラック仕様、2点支持トレモロ
重量:約3.2kg(実測)
■コンディション
通電・動作確認済み(ボリューム、トーン、セレクターOK)
経年相応の小キズや打痕はありますが、演奏に支障はありません。
フレット残り:約7割程度、トラスロッドは入手以来触っていませんので、わかりませんが、余裕はありそうです。
改造跡は見当たらず、ヴィンテージとしては良好なコンディションです。
■特徴・希少性
Tokaiが短期間だけ製造したグラスファイバー製ボディ+ネックの実験的モデル。
木製ギターにありがちな「湿度による反り」「経年劣化によるボディの割れ・痩せ」「個体差による音質のばらつき」をすべて克服。
40年近く経った現在でも、ネックは安定しています。
軽量(約3.2kg)で扱いやすく、長時間の演奏にも最適。
■サウンド
カッティングでは鋭くシャープなアタックを発揮し、ファンクやリズムプレイで抜群のキレ。
弱いピッキングでは優しいトーン、強いピッキングでは鋭いトーンをしっかり表現。
優しい音から鋭い音まで応える懐の深さがあり、クリーンからハイゲインまで幅広く対応。
木材にはないレスポンスの速さと、しっかり伸びるサスティンが魅力です。
バンドアンサンブルの中でも埋もれにくく、存在感のあるサウンド。
■プレミア性について
もし現在、このようなグラスファイバー製ボディ&ネックのギターを新規製作すると、
材料費や成形コストから 30万〜50万円以上は下らないと考えられます。
当時のTokaiは、コピー路線から脱却し「未来のギター」を本気で追求し、この先進仕様を手に入れやすい価格で実現しました。
現在ではほとんど入手できず、コストパフォーマンスと先進性を兼ね備えた唯一無二のモデルといえます。
■発送
ヤマト宅急便(ギター専用段ボールにて厳重梱包)
160サイズ
■注意事項
40年近いヴィンテージ品につき、現状渡し・ノークレームノーリターンでお願いいたします。
状態は写真をよくご確認ください。追加写真が必要な場合は質問欄よりどうぞ。
モデルの正確な品番は不明ですが、仕様としてはTokaiのグラスファイバーシリーズに属するものです。
■まとめ
Tokaiが1980年代に挑戦した、木材の限界を超えるための実験的モデル。
グラスファイバー製ボディ&ネックの安定性、軽量性、そして独自のサウンドは、現代の視点でも斬新で魅力的です。
市場ではほとんど見かけない希少モデル、この機会にぜひご検討ください。