
代ゼミテキスト 富田一彦の標準→ハイレベル英文読解 2015年第一/二学期通年 代々木ゼミナール(河合塾、駿台、東進ハイスクールに並ぶ予備校)
付録とよばれる富田先生独自の文法書がついています。
富田一彦先生のノウハウが余す事なく詰まった解説たっぷりの絶品付録がメインのテキストです。
英語には色んな学習法がありますが、英語が苦手を通り越してアレルギーを持ってらっしゃる方が英語力をつけるのに富田先生のやり方ほど優れた方法は個人的には無いと思います。
参考書もたくさん出されており、どれももちろん名著ですが、富田先生の講義を聴いてないとついていくのが厳しいものがあります。
その分、こちらの富田先生のテキスト付録はまるで講義のように知識を徐々にビルドアップしていく感じで進んでいきますので、順番に進めて行けば「あら不思議」というように、アレルギー→わかる→できるにつながっていきます。
こちらの商品はその中でもメインとなるもので、知識の根幹となる一学期とその知識の使い方を学ぶ二学期の通年テキストセットです。
特に一学期の付録は、よく2025年4月に発売された富田先生の私塾である西進塾の英文法講義のテキストを元に作られた著書「思考する英文法」と比較されがちですが、使用目的が全く異なるものだと個人的に思います。
富田先生の講義を過去に受講しており、大学生や社会人になってさらに富田の英文法をじっくり時間をかけ深めたいって方には「思考する英文法」は向いています。
しかしながら、今受験生で富田先生の方法論で学習して短期間でモノにしたい方には向かないと思います。
そのような層にはやはり一学期の付録が良いと思います。
なぜなら一学期の付録は初学者でも読みやすいように、おいしい部分だけをうまくまとめて網羅的に説明されてるからです。
一学期の付録は難しい言い回しもなく読みやすいので大体10日もあれば読めますし、周回することにより血肉化できるものだと思います。
受験生の方はどれだけ長い時間かけて深めていくかよりも、短期間で道具を手に入れてそれを使いこなせるかが勝利の鍵だと思います。
書き込み 両方とも問題部は書き込みなし。付録部は一学期は鉛筆による書き込みが僅かにあります。二学期はなし。
特徴 傷や汚れや折れなど若干使用感があります。#秋桜の本棚→③
付録のページ数 一学期201ページ 二学期138p47