Bathomet (FB1)
光と闇
バフォメットの歴史と象徴
14世紀のテンプル騎士団への異端審問の際に、崇拝されていた偶像として言及されたことで知られるようになりました。しかし、その真の姿や意味は不明瞭なままでした。近代になって、フランスのオカルティスト、エリファス・レヴィ（liphas Lvi）が1856年の著作『高等魔術の教理と儀式』の中で、山羊の頭、翼、女性の胸、そして両性具有（ハーマフロダイト）の姿を持つ、有名なバフォメットの図を描きました。
レヴィにとって、このバフォメットは悪魔的な存在ではなく、宇宙の対立する力の統合とバランスを象徴するものでした。
物質的な世界、本能、そして生命のエネルギーを象徴します。
精神的な高揚、自由、そして魂の向上を表します。
生命の創造性、育む力、そして自然の豊穣を象徴します。
陰と陽、男性と女性といった二元性が統合され、完全な存在となることを示します。
デザインは、レヴィの描いたバフォメットを基に、五芒星のシンボルを組み合わせています。
バフォメットの頭の上にある五芒星は、通常とは逆に、一つの頂点が下を向いています。この逆五芒星は、五つの元素のうち精霊が物質よりも下位に位置するという考え、あるいは、伝統的な秩序への反逆を象徴することがあります。このため、サタニズムやオカルトにおいては、強力なシンボルとして用いられることが多いです。
バフォメットの頭上にある小さな松明は、知識や啓蒙を象徴します。これは、闇を照らし、隠された真実を明らかにする力を示唆しています。
単なる悪魔崇拝のシンボルではありません。それは、物質と精神、善と悪、光と闇といった対立する概念が統合され、真の知恵と力に達するという、複雑な哲学や神秘主義の概念を表しています。着用者は、このシンボルを通じて、社会的なタブーを超えた知識や力を探求し、自身の内なる本能と精神を調和させることを意図していると考えられます。
その挑発的な外見と深い象徴性から、ゴシック、ロック、オカルト文化において、個人の反骨精神や独自の探求心を示すための強力なファッションアイテムとして広く受け入れられています。
裏地付きの黒いベルベットのポーチに入れてお届けします。
ピューター製チェーン付。
Fantasia／ファンタジア／カタカムナ
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