マングローブ(ヤエヤマヒルギ)の種 18本です。
今年の植え付けが終わりましたので、少し余った種を欲しい方に。
8/17現在、発根している個体も増えてきました。
少しでも根が出ている個体は、根が水分保持できるように梱包して発送いたします。
(発根済個体が良い方は落札後にメッセージでお知らせ下されば選別します)
※苗をお待ちの方はすみません…9月頃には出品できる予定です。
当方の栽培用種は、管理業者にお願いして完熟自然落下する種をネットで受け止める形で
採取しており、その後、1本ずつ病気チェックし、更に曲がりが少なくまっすぐ太い種を
厳選しています(写真参照)。
※植え付け後の発芽率や成長度合いなどが大きく変わりますので、この手間を大切にしています。
たまに写真2枚目のような傘のついた状態やまだ緑で細く小さい種の販売も見かけますが、
発芽しなかったり発芽してもひょろっとしていたり途中で枯れたりしやすいです。
マングローブは、発芽後1年くらいは種に貯め込んだ栄養だけで育ちますので種の厳選は大事です。
当方の種の発芽率は植え方で多少変わりますが、だいたい以下のような形です。
※海水育成の場合は、適時塩分濃度を計測下さい。毎回海水を足していると濃度が上がりすぎて枯れます。
その他、冷房を使用する場所での育成時は、直風が当たったりして冷えすぎないようにご注意下さい。
また、乾燥に弱い(湿度50%以上推奨)ため、除湿冷房等、乾燥しすぎないようにして下さい。
・砂挿し(淡水または汽水):ほぼ100%
・砂挿し(海水):90%程度(稀に発芽しない物あり)
・水差し(淡水または汽水):ほぼ100%
・水差し(海水):85%程(たまに発芽しない物あり)
お届け後は、砂挿しの場合は、サンゴ砂や川砂等に種の下側を4cmほど挿して、砂の表面が乾かない程度、または
少し水がたまる程度をキープいただけば、2週間~3週間程で芽が出てきます。
※初めから水槽に植えられる場合は、目が出る側の先端から数cmは水面から出るように植えてください。
(完全水没している植え方ですと、結構発芽率が低下します)
可能であれば、発芽まで砂挿しまたは水差しで、発芽後に水槽植え付けの方が安心です。
水差しの場合は、コップなどを利用し、種の下側4~5cmほどが水(または汽水・海水)に浸かるようにして管理下さい。
砂挿しより少し遅いですが、3週間~4週間程度で芽が出てきます。
※種自体から水の腐敗を防ぐ成分が出ていますので、基本的に足し水だけで水替えも不要です。
芽が出た後は、水分とカーテン越しの光程度をキープしていれば、30cmくらいまでは肥料なども不要です。
脇枝が出るくらいまで成長したら、鉢植えでしたら年に1回程度、ごく薄い肥料を与える程度で育てられます。
種には自信をもってご提供しますが、植物のため、ノークレームノーリターンでお願いいたします。