
PIAGET ピアジェ アルティプラノのヴィンテージ時計になります。
素材は18金ホワイトゴールドです。
ケースサイズは約32mm(竜頭除く)ですが、文字盤の面積が広いため34mm位に見えるデザインです。
特徴は美しい文字盤とベゼルです。
1970年代のピアジェの時計製造の場合、職人による彫刻技法で作られたと考えられます。
ロレックスのような工業製品ではなく、工芸品の要素を含んだ時計です。
ムーブメントは自社製の12系になります。名作9系に耐久性と耐震性を備えた高級グレードのムーブメントとして私は理解しています。自動巻きマイクロローターは24金仕様です。
バーインデックスは斜めにカットすることで正面から見たときに面積が増えるため、光が当たると煌びやかなに動きが見られて気品が漂う上質な極薄ドレスウォッチです。
力強く美しいドルフィンハンドと文字盤、インデックスが喧嘩することなく存在しているため、時間が非常に見やすいです。
2024年1月に数店舗のお店に構える有名ヴィンテージショップで店頭購入しました。オーバーホール済みの入荷したばかりの商品だったので、次回のメンテナンスは2028年頃とお考えください。
複数のヴィンテージショップに診ていただきましたが、どのお店からも初めてみるピアジェだと言われました。
この時代のピアジェは1点モノのオーダーメイドをしていたので、それに当たる品物とのご意見です。疑いようもなくピアジェの製作技法が注ぎこまれている時計とのこと。
状態は1970年代を考えると極上品です。
竜頭操作で時刻合わせをする際、パーツが噛み合うクリアランスに遊びは無く、ピアジェの時計製作技術が最高峰であることを実感できます。
針の立て付けが良く文字盤や針同士がぶつかるギリギリです。ムーブメントの精度が高いことに疑いようがありません。
まだまだ、知名度は低いですが、ヴィンテージ時計の熱が加速するにつれて認知されていくブランドだと捉えています。
本品は写真の黒いベルトの革を付けて発送します。
ラグが短いため、セレクトした革がケースに当たってしまいますが、着用上は問題ありません。
付属品は無く時計のみです。
ヴィンテージ時計の性質に理解がある方の落札をお願いします。ノークレーム・ノーリターンを厳守でお願いします。