・特級表記のサントリー オールド 。「中之島2丁目」ボトル 1960年代後半~70年代初頭の製造。流通
「VERY RARE OLD」表記 特級表記
税務署承認記号、大186です。従価税率適用
ボトル裏面に”寿”刻印されたボトルです。 760ml 86proof
”DISTILLERY AT YAMAZAKI OSAKA”
サントリーの住所は、「中之島2丁目」です。
ラベル表示などから1960年代後半~70年代初頭のウイスキーになります。
サントリー オールドは、1950年に登場した、誰もが認める日本を代表するウイスキーでした。高度成長期から80年代初頭まで、日本のウイスキー市場を席巻した銘柄です。おそらくですが、ネーミング、ボトル(ラベル)、テイストなど、「Old Parr」を意識して作られたのではないかと思われます(すみません、想像にすぎません)。
こちらのボトルは、サントリーの住所が「中之島、、、」、社名が「サントリー(株)」ですので、1963年から1971年の間の流通ボトルになります。加えて「VERY RARE OLD」表記ですので、「FINEST OLD LIQEUR」表示から変わった後、1960年代後半のいずれかの時期から1971年の間の製造、流通と思われます。寿屋時代のオールドがそのまま引き継がれた感じです。ちなみにその後、1960年代後半のある時期から1970年代半ばまでは「VERY RARE OLD」表記で、1970年代後半に「SUNTORY OLD」に変わったようです。時代的に、白州蒸留所や知多工場がない時代でしたので、モルト原酒は山崎蒸留所、グレーンはスコットランド産が使われていたかと思われます(モルトにスコットランド産も加えて使われていた可能性は十分あるかと思います)。
実際、シェリー樽系の甘さが十分感じられ、個人的にはたいそう旨いウイスキーだと思います。数なくとも最近のオールドとはまったく別物です。
高度成長期真っ只中、生活に余裕が出てくる方も増えてきた頃、平社員のころは「レッド」や「ホワイト」、係長になったら「オールド」、といった時代の「オールド」です。ある程度「出世してから飲む酒」だった頃のオールドです。
・他にもいろいろウイスキーなど出品いたします。同梱いたしますので、よろしければ一緒にご落札ください。
・同梱いたします。お取り置き期間は最初のご落札から7日間程度とさせてください。
同梱のご希望は、最初の取引連絡・取引ナビの時にご予定をお申し付けください。
同梱の場合は、本数などにより料金が変わってきます。お問い合わせ下さい。
※50年程度、55年程度昔。1960年代に流通の年代物の旧いボトルですので、ラベルなどに変色などのいたみが有る場合もございます。液面の状態など含め、ご確認、ご了承くださいませ。