廃盤
DVD
クレーメルの「アフター・モーツァルト」が映像に!
モーツァルト:
・ヴァイオリンとヴィオラと管弦楽のための協奏交響曲
・セレナード第6番『セレナータ・ノットゥルナ』
ペルト:
・モーツァルト=アダージョ(ヴァイオリン、チェロとピアノのための)
シュニトケ:
・ハイドン風モーツァルト、ほか
クレーメルとクレメラータ・バルティカによる、2002年ザルツブルク・モーツァルテウム大ホールでの演奏です。
「アフター・モーツァルト」と題されて2夜にわたり行われた演奏会から、
現代曲とモーツァルトの作品を織り交ぜたアイディア満載のライヴ映像。
クレーメルの斬新さが話題となっていた「アフター・モーツァルト」ですが、
音だけでは味わうことのできない楽しいライヴ映像が収められています。
モーツァルトのヴァイオリンとヴィオラと管弦楽のための協奏交響曲は、
クレーメルが指揮とヴァイオリン、気鋭の女性若手奏者ウラ・ウリジョナがヴィオラを担当しています。
第1楽章のヴァイオリンとヴィオラの絶妙なかけ合い、第2楽章の優美な二重奏など2人のソリストの息の合った熱演が聴衆を盛り上げ、
バックの楽団の表情豊かな演奏がさらに感動的なものにしています。
セレナータ・ノットゥルナはクレーメルらいしい遊び心に溢れた演奏で、予想外の展開に驚かされます。
また、美しく静謐な作品ペルトの『モーツァルトアダージョ』は、モーツァルトのアダージョの旋律の変奏曲。
シュニトケの『ハイドン風モーツァルト』は所々にモーツァルトの旋律が見え隠れするものの、
口笛を吹いたり足音を立てたり照明をおとしたりと現代風。
コンサートのアンコールで演奏されたと思われるテディ・ボーアの作品は、アイネ・クライネのメロディーが挟み込まれた盛り上がる作品で、
クレーメルと弟子たちが枠にとらわれない躍動的な音楽を繰り広げる、観るものを飽きさせることのない1作です。(キングインターナショナル)
①モーツァルト:ヴァイオリンとヴィオラと管弦楽のための協奏交響曲変ホ長調 K.364
②モーツァルト:セレナード第6番ニ長調『セレナータ・ノットゥルナ』 K.239
③ペルト:モーツァルト=アダージョ(ヴァイオリン、チェロとピアノのための)
④シュニトケ:ハイドン風モーツァルト
⑤ボーア:マックモーツァルトのアイネクライネ・ブリヒト・ムーンリヒト・ニヒト・ムジーク
ギドン・クレーメル(ヴァイオリン)①②③④⑤
ウラ・ウリジョナ(ヴィオラ)①②⑤
アンナ・カンディンスカヤ(ヴァイオリン)
ダネリウス・ルビナス(コントラバス) ②⑤
マルタ・スドラバ(チェロ)③⑤
マリア・ネマニテ(ヴァイオリン)④⑤
クレメラータ・バルティカ
収録時期:2002年1月31日、2月2日(ライヴ)
収録場所:ザルツブルク、モーツァルテウム大ホール
収録時間:88分
画面:カラー、16:9
音声:PCM Stereo、Dolby Digital 5.1、DTS5.1
NTSC
リージョン・フリー
※国内のプレーヤーで普通に再生ご鑑賞いただけます。