KAWASAKI D-TRACKER 1999年式(KLX250-J2) キャブ車に取り付けています。新車で買ってからずっと乗っていますが、装着後は通勤が楽しくなりました。全域、イイです(当社比)
装着写真はプロトタイプで、切ったり貼ったりしている途中のモノです。お送りするのはセット画像の品となります。
コイルは日本大手メーカー製、配線は防水カプラー、自動車用耐熱電線。ステー1・2は耐食ジュラルミン、スプリングはステンレス製です。改造ヘッドカバーボルトは、在庫の中古品から製作しています。
DIコイルの取り付けには、プラグの碍子から上に100mm以上のスペースが必要で(落札前に要確認)、タンクを取り外しての取り付け作業となります。スパークプラグのターミナルは、ネジ式のみ対応します。
ステーやボルトの細工は、ポンチを打ってボール盤で穴を開け、バイスで曲げてヤスリを掛けるなど、手作業のレベルです。一つひとつ取り付け確認はしていますが「穴が真ん中に開いていない」とか「バリが残っている」とかあります。ご理解下さい。また、一旦取り付け確認したものをお送りしますので、取り付けキズや外しキズ、加工時のキズなどあります。
KLX250やD-TRACKER X、規制後のD-TRACKERには取り付け確認していません。規制前のD-TRACKER 250 1999年式KLX250-J2のみ、取り付け確認しています。
この商品は、正しくプラグ交換ができる程度のスキルと、工具をお持ちの方を対象としています。
簡単なものですが、取り付け時の手引きもお送り致します。
テスト車両では5000kmノートラブルですが、装着・使用に伴うトラブルは自己責任でお願いします。約束を守れない方、日本語が理解不能な方、神経質な方、悪い評価が5以上の方は入札しないで下さい。
当方出張多きサラリーマンのため、質問へのお返事・商品発送に一週間程度時間を頂く場合がございます。お急ぎの方は入札を控えてください。 検索用 D-TRACKER D-トラッカー KLX
D-TRACKERをダイレクトイグニッション化したのは、古い四輪をダイレクトイグニッション化した時の経験からでした。エンジンセッティングに苦労していたのですが、ダイレクトイグニッション化した後は、点火時期や燃料のセッティング差の善し悪しが非常に明確になりました。安定した強力な点火が、ベールを剥ぐように、ドライブフィールの曖昧さを払拭したのだと思います。
近年の「リーンバーン」や「タービンによる高加給圧」など、混合気への着火が困難な条件下への対応として、市販四輪車のダイレクトイグニッション化が進んできたのだと思います。
キャブ車のD-TRACKERをダイレクトイグニッション化して特に感じるのは、街乗りで使うスロットル開度1/2までの領域の、レスポンスとトルクのアップです。中低速の、モーターのようにフラットなトルク。
あまり興味はないですが、燃費が10%程度向上しました。エンジンOHしながら130000㎞走っていますが、ダイレクトイグニッション化前は判で押したように25km/l、ダイレクトイグニッション化後の5000kmは28km/lです。毎日の通勤GP、手加減はしてません。
スロットル全開時のパワーは、元々着火し易い混合気の状態なので、ノーマルの点火装置でも十分なのだと思います。
ストップ&ゴー、チョイ開けチョイ閉じ、雨天の少しモッサリしたレスポンス‥ダイレクトイグニッション化後は、右手の動きにストレスなく反応するエンジンが気持ちイイです。毎日不満なく乗っていたD-TRACKERですが、さらに楽しくなりました。
ノーマルコイルの一次側抵抗は0.2Ω、ダイレクトイグニッションコイルは0.1Ωと異なりますが、D-TRACKERはCDI点火なので、トランジスター式点火方式に見られるような、車体側への悪影響は理論上無いと思います。
当初、コイルの「押さえ」無しで乗っていました。が、振動でプラグのネジ部分とコイルの勘合部分が摩耗したのか、コイルが浮き上がってきたため、ヘッドカバーを加工しない形でステー1と2、スプリングを追加して、振動を抑えるようにしました。その後は問題なく乗っています。