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【読みどころ】メディアでは「アフターコロナ」という言葉が盛んに用いられているが、新型コロナウイルスとの闘いが長期化するのは避けがたい現実だ。
ならば、われわれが考えるべきは「ウィズコロナ」における世界の在り方ではないか。
本特集では社会や政治経済など、コロナ時代の日本が進むべき道を多角的に読み解く。
安宅和人氏は「開疎化」をキーワードにこれからの社会を語り、中西寛氏は世界の大転換を前に「知の自立」を急ぐべきと大局的に指摘するなど、未曾有かつ不規則な時代を深く思考するうえで不可欠な論稿が並ぶ。
巻頭には自衛隊制服組の現役トップである山崎幸二統幕長の緊急インタビューを掲載。
特別企画ではデービッド・アトキンソン氏や小黒一正氏が「経済危機の出口戦略」を説く。
そのほかにも、建築家の隈研吾氏のインタビューや生物学者・福岡伸一氏のジェンダー論、また歴史学者の関裕二氏と評論家の石平氏の異色対談など、第一線で活躍する執筆陣による多彩な誌面を展開している。
★もう少しお付き合いください。↓
【7月号目次】
総力特集:コロナ時代の新・日本論
アジャイルな仕組みが国を救う 安宅和人
世界が迎える大転換と日本の課題 中西 寛
「強い官邸」が賢い選択をするには 待鳥聡史
「自粛の氾濫」は社会に何を残すか 苅谷剛彦
世界経済の試練と「新たな帝国主義」 柴山桂太
「不思議の勝ち」を抱きしめて 河野有理
危機でも改憲論議を停滞させるな 大石 眞
「未知なる脅威」から国民を守る 山崎幸二
【特別企画:経済危機の出口戦略】
コロナと大震災の二重苦に備えよ デービッド・アトキンソン
検査拡充が「経済正常化」の鍵 小黒一正
ウィズ・コロナ時代に問い直すべき連帯 中山健夫 / 大川 恒
【連載 ほか】
生物学から「性差」を考える
福岡伸一
なぜ金正恩危篤説に騙されたか 古川勝久
136p
欧州理念の失墜とグローバル化2.0 三好範英
炭素が奏でる宇宙交響曲 ロバート・ヘイゼン
「想像」を脱し、データの現実活用を 是永 論
縄文文明vs.中国文明 関 裕二 / 石 平
「人の絆」を支える建築 隈 研吾
賢慮の世界史〈4〉
ドイツからの「主権回復」をめざす英国 佐藤 優 / 岡部 伸
中国vs.世界〈4〉
〈カザフスタン〉「大きな小人」と巨大な隣人 安田峰俊
「社外取締役」から考える日本企業の未来〈2〉
「異質な存在」を入れる意味 古田英明
教養としての映画〈2〉
現代人が映画の歴史を知っておくべき理由 伊藤弘了
AIに料理はできるか ジョナサン・シルバータウン
ニッポン新潮流〈歴史論争〉
対処法は本に書かれている 渡辺惣樹
ニッポン新潮流〈政治外交〉
検察庁法改正案と政治主導のひずみ 三浦瑠麗
ニッポン新潮流〈現代社会〉
暴走・介入・独立の最適解 開沼 博
ニッポン新潮流〈日本文化〉
アートとプラットフォーム 舘鼻則孝
西南、南西、テレビ風〈45〉
政府や東京がすべてではない 結城豊弘
歴史家の書棚〈1〉
加藤政洋『酒場の京都学』森靖夫『「国家総動員」の時代』
奈良岡聰智
首長の力量
宗像から第二の出光佐三を生む 伊豆美沙子
令和の事業家
時代適応者以外も生き残る社会
米良はるか
著者に聞く
挑戦心は人類の根本的要素 海部陽介
巻頭言〈第31回〉
戦後日本の宿題シリーズ(3):空想的平和主義
宮家邦彦
私日記〈第246回〉
植木とメイド
曽野綾子
文明之虚説〈第31回〉
人間は不安の器
渡辺利夫
東京の聖地〈12〉
神保町
写真・文/岡本亮輔
土木を撮る〈27〉
千苅ダム
写真・文/西山芳一
令和の撫子〈14〉
渡邉果南(ドルフィントレーナー)
撮影/川島伸一
Voiceブックス
編集者の読書日記
Voiceシネマ
編集者の映画三昧
Voiceレター
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