基本情報|Release Information
レーベル:Edipan
品番:PAN PRC S20-19 / PAN PRC S20-20
シリーズ:Musicisti Contemporanei
フォーマット:2xLP, Gatefold + Booklet
国:Italy
リリース年:1984年
タグ:Experimental, Contemporary, Avant-Garde, Italian Modernism, Piano & Tape, Electroacoustic
作品の解読|Decoding the Work
ピアノが描くのは音の夢景、テープはその記憶を逆照射する光線である。《Grande Notturno A Ga...》はイタリアの現代音楽家ダニエレ・ロンバルディによる1984年作品であり、三台のピアノとコンピュータ音楽による"光の詩篇"として構想された音響劇。1970年代以降の前衛音楽が「演奏/記録/生成」の関係性を問い直した歴史の中で、本作は楽器とテクノロジー、知覚と記号の交錯点としてきわめて特異な位置を占めている。
演奏はLombardi自身に加え、Stefano Fiuzzi、Riccardo Risalitiの三名によるピアノ。そこにTAUMUSシステムによるテープ/コンピュータ音響が重層的に重ねられ、音の物質性が幾何学的に再配置された空間が出現する。C面・D面に至る「Reticolo」シリーズ(A〜D)は、構造主義的な視点から音の織物=レティコロ(網状構造)を探求し、記譜・演奏・プログラミングの境界線を消失させる。
録音はEmmequattro Studios、エンジニアはGiovanni Fornari。テープ部分は電子音楽の先駆者ピエトロ・グロッシ(Pietro Grossi)との共同で、ピサ大学CNUCEにて制作された。さらに初演プログラム(1982年9月18日、Gargonza)を再録したブックレットも封入されており、聴覚芸術としての記録と制度的記述が一体化した資料性の高い仕様となっている。
この盤は、単なる前衛音楽ではない。それは**「夜のなかで知覚される思考の構造」=Grande Notturno**として、音・文字・演奏・記録を巻き込む複合的実験である。
状態詳細|Condition Overview
メディア:NM(目立つ傷なし/非常に良好)
ジャケット:EX+(微細なスレ/美品)
付属品:ブックレット
支払と配送|Payment & Shipping
発送:匿名配送(おてがる配送ゆうパック80サイズ)
支払:!かんたん決済(落札後5日以内)
注意事項:中古盤の特性上、微細なスレや経年変化にご理解ある方のみご入札ください。完璧な状態をお求めの方はご遠慮ください。重大な破損を除き、ノークレーム・ノーリターンにてお願いいたします。