【1点物】六字咒観音菩薩 アヴァローキテーシュワラ／チェンレシ 銅造鍍金仕上げ ネパール製 高さ：23cm程度 1.7kgの説明

■慈悲の菩薩

「チェンレシ」はチベット仏教における観音菩薩（アヴァローキテーシュワラ Avalokiteshvara）のチベット語の名前です。観音菩薩は、慈悲と慈愛の象徴として広く崇拝されている菩薩であり、特に困難や苦しみに直面する人々を救済するために活動すると信じられています。

チェンレシ／アヴァローキテーシュワラ（Avalokiteshvara）はサンスクリット語の「Avalokita（見る）」と「Ishvara（主）」から由来しており、「全てを見守る者」という意味を持ちます。彼の姿はしばしば複数の腕と頭を持つ形で描かれ、これは彼の無限の慈悲と多様な救済手段を表しています。

チベット仏教において、チェンレシは特に重要な存在であり、多くの経典やマントラがチェンレシに捧げられています。最も有名なマントラは「オーム・マニ・ペメ・フム（Om Mani Padme Hum）」であり、このマントラはチェンレシの慈悲と救済力を呼び起こすために唱えられるとされています。

■神秘の息づく国ネパールから

こちらの神像は当店で扱っている中でも最高級品質の仕上がりになっています。細かな彫り込み、流れるようなディティールの表現、しっとりと落ち着きのある顔の造形、どれをとってもネパール仏師が精魂込めて対峙した様子が見て取れます。厳かな銅造りに鍍金を施した圧倒的な存在感。照明や周囲の環境により様々な魅力と様相を現す、まさしく一級品です。