Federated Gardiner社のハンダといえば、その音質の良さに於いて NASSAU などと肩を並べる 非常にレベルの高いものがあります。その中でも今回の逸品は、オーディオにおいても楽器に使用する にも その特殊とも言える性能の高さに圧倒されました。
はっきり言って このお値段設定でご提供するのが「惜しい！」と思うハンダです。

まず、オーディオ再生に於いて、ラインレベルのRCAケーブル部分で聴いてみました。 ありゃまあ、ヴォーカルの鮮明度がスゴい！大きくはっきりした印象が飛び込んできます。 Sally Kellermanでは、バックミュージシャンの演奏が別物のようにクリアに響き、ベース（プレベ）も Rhodes Pianoの和声展開も それは見事なものです！楽曲の意図されたメンタリティーの表現もとても旨く、 ジワっと伝わってきます。
ああ、なんというシンバルの美しさ・・・

Randy Newmanでは、更にすばらしいことが置きます。一番最初のフェードイン時の空気感からまるで違う！！ スケール感のあるたっぷりとした空気感で音場を満たしてくれます。ピアノのそれはそれは暖かく しかもピアノそのものの 大きさ（Feet）まで克明に表現しているではありませんか！ピアノのヴオイシングが手に取るようにわかる！！ これは、プロフェッショナル・スタジオなどのモニター系に使用すると「ありがた～い」仕事ができますよ！
もちろん、ハイエンド・オーディオの方々は言わずもがな・・・

しか～し、ちょっと待ってください！
適性の真骨頂は、ストラトキャスターという名ギターにあるのです！！

とにかくビックリ仰天いたしました。 まず体感として、反応が早くなり 音そのものがでっかくなります！ Echoやリバーブのノリが全く違います。良くかかるという方向なのです。 とにかくエッジのクッキリさと細かいピッキングニュアンスの表現力・更に 非常にヴィンテージ感のある感度の高い世界。ほんと、音色がグンとオサレになり、 色気もでてきますよ。これぞジェフベックといわんばかりのエッジの効いたサウンドに 変貌するというわけです。パワーとサスティーンも充分・・・というか、そこがすごい！！
ローズ指板系のストラトに 滅多にないすばらしい相性を見せたハンダです。

Great!!