本紙 17.2cm×16cm

軸 136cm×27.8cm


経年による古色が加わっています。
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宝井其角（1661～1707）

江戸時代中期の俳人。
初め榎下氏、のち宝井氏。
名 侃憲 (かんけん) 。
通称 八十八、平助、源蔵、源助。
別号 螺舎、狂雷堂、狂而堂、六蔵庵、宝晋斎、螺子、晋子、渉川、善哉庵。
父は医師竹下東順。
医を草刈三越、儒を服部寛斎、禅を大巓 (だいてん) 和尚に学んだ。
俳諧は松尾芭蕉門最初期の門人で蕉門十哲の筆頭。
江戸に生れ育ったため、豪放闊達な都会風な作風で、いわゆる洒落風の祖。
蕉門初期の『桃青門弟独吟二十歌仙』 (1680) や『次韻』 (81) に参加。
『田舎句合』 (80) 、『虚栗 (みなしぐり) 』 (83) を編み、『猿蓑』の序文も書いている。

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