
1910年代~30年代前半頃に作られたと思われる【卍】Swastika/Whirling Logが施されたシルバースプーンリング(ティースプーン)です。
このようなインディアンメイドのスプーンは1880年代から作られている非常に伝統的な作品の一つで、フレッド・ハービースタイルのジュエリーと同様にサウスウエスト鉄道観光のスーベニア・工芸品として、多くのピースが制作されました。
それらは非常に多くのバリエーションが存在し、フレッド・ハービースタイルに見られるモチーフが施されたり、カナディアンインディアンのピースやサラダセット、ターコイズがセットされたものやサンダーバードショップで作られた著名作家による作品まで残されています。
こちらの作品は、それらの中でもフレッド・ハービースタイルを代表する【卍】Swastika/Whirling Logがメインモチーフとなった個体で、トップ部分は卍にカットされ、匙部分にもスタンプされています。
また、まだインディアン・ベンチメイドによるハンドクラフトの味わい深い表情が残されており、シルバープレート(ゲージ)から作られたものではなく、インゴット(銀塊)から成形された作品です。
卍 【スワスティカ】 Whirling Log 【ワーリングログ】について・・・
4Lからなる幸福のシンボル卍(Swastikaスワスティカ)刻印はラッキーシンボルとして当時よく使われていたモチーフです。
しかしながら、1933年のナチスドイツ出現、1939年にWW2開戦によりアメリカにおいては敵国ドイツのハーケンクロイツと同一記号は不吉だとして使われなくなってしまいました。
当時の新聞記事にも残っていますが、インディアンたちにも卍が入った作品の廃棄が求められ、政府機関によって回収されたりしたようです。
その後、大戦中にも多くが廃棄されてしまった歴史があり、現存しているものは大変貴重となりました。
こちらはそのような受難を乗り越えて現存しているものです。
銀の匙は、くわえて生まれた子供が幸運をつかむといわれたり、初めての食べ物を銀の匙で食べると、その後一生食べ物に困らないと言い伝えられ、出産祝いとしてもよく知られています。
希少サイズ
シルバー 900
サイズ 21号
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