家具や家電、照明機器などインテリアを構成するアイテムを用いて公共の空間から住居空間といった身近な空間まで幅広く提案する【ヤマギワ】は、
デザイン性に優れたモダン家具や、照明などのインテリア製品を提案するだけでなく、林原生物化学研究所と合同開発して「バイオライト」などの
エルゴノミクス系ライトを製作するなど、自社ブランド内での活動も非常に高く評価されている人気No.1のブランドで、
Flos(フロス)やArtemide(アルテミデ)、Louis Poulsen(ルイス・ポールセン)といった国際的にも名高い1流ブランドを中心に事業展開しています。
そんなヤマギワから今回は、イタリアの名門ブランド【Flos(フロス)】社傘下の【Arteluce/アルテルーチェ】社のフロアスタンドライト『JILL(ジル)』をご紹介します。
フロス社とは、そもそもあの著名なカッシーナ社とガビーナ社という2つのメーカーが、自社のモダンな家具のイメージに合う
照明器具を揃えるべく1960年にイタリアで創業したメーカー。
業界での評判も大変高く、現在も欧州随一の照明器具メーカーとして幅広く活躍し、
気鋭のデザイナーを起用しては注目度の高い作品を数多く発表しています。
【Arteluce(アルテルーチェ)】社の創業者【Gino Sarfatti】は1912年ベニスに生まれ、ジェノバ大学で 航空・海軍関係の工学を学んだ。
1939年以来、彼は照明部門で働き出し、国内および国際的な照明の近代建築ムーブメントの指標となるArteluce社を設立しました。
30年におよび活動期間中、Gino Sarfatti は400を超える照明をデザインし、
類型論、素材、生産技術、光源、テクニカル照明効果およびデザイン面について、技術革新の絶え間ざる研究を実施しました。
その過程で、Gino SarfattiとArteluce社は54年と55年のCompasso d'Oroやミラノ・トリエンナーレの名誉証書を含む数多くの賞を受賞。
Arteluce社はまた、50年代・60年代の多くの著名なイタリア人デザイナーの重要なフォーラムの場となった。
以下の方々がArteluce社といっしょに作業したことで有名です。(F. Albini - F. Helg, C. Belgioioso - Peressuti - E. Rogers, G.F. Frattini, V. Vigano`, S. Asti, V. Latis, C. Santi, M. Vignelli, I. Parisi, U. Gregotti - L.Meneghetti - G. Stoppino, M. Huber)
今回ご紹介の『JILL』は、円形の台座・まっすぐに伸びた支柱・シンプルなデザインのシェードで構成された、大変モダンなデザインで、
シェードにはヴェネチアガラスを採用し、そこからあふれ出す美しい光が印象的な、アッパーライトの名作です。
ランプには250ワットのハロゲンランプを使用し、高い位置から光が降り注ぐ、幻想的な空間の演出にピッタリの一品ですので、
リビングのソファ周りや寝室のベッドサイドなどでご利用下さい。
かなりお勧めのアイテムですので、この機会をお見逃しなく!!