SADISTIC MIKA BAND / SADISTIC MIKA BAND (1973)
旧規格廃盤:87年8月5日発売(EXPRESS/東芝EMI:CA30-1495)定価3000円
角丸タイプの帯付き(背部分わずかな日焼け、裏側わずかな汚れあり、状態は画像をご参照ください)、
ジャケット内側(白色部分)に経年劣化によるうすいシミあり、ライナーおおむね良好、
ディスクキズあり、再生問題ありません。ディスクのマトリクスナンバーは「CA30-1495 1A1 TO」です、
ケーススリキズ。
「帰ってきたヨッパライ」などのヒットを生んだグループ、フォーク・クルセイダーズの加藤和彦が、
解散後ソロ活動ののち、バンドを結成し、ジャパニーズ・ロックの道を切り開き、ロンドンをはじめ
海外でも高い人気を獲得したグループ、サディスティック・ミカ・バンドが73年にリリースした
ファーストアルバムです。プロデュースは加藤和彦。
加藤和彦 KAZUHIKO KATO(vo,g,key)
ミカ(福井ミカ) MIKA(vo)
高中正義 MASAYOSHI TAKANAKA(g,key)
小原礼 REY OHARA(b,marimba,vo)
高橋幸宏 YUKIHIRO TAKAHASHI(ds,perc,vo)
つのだ☆ひろ HIRO TSUNODA(perc)
今井裕 HIROSHI IMAI(key)
重実博 HIROSHI SHIGEMI(key)
小田和正 KAZUMASA ODA(key/OFF COURSE)
スティーヴン・イスラエル STEAVEN ISRAEL(key)
etc
「ダンス・ハ・スンダ」「ピクニック・ブギ」「怪傑シルバー・チャイルド」他オリジナルアナログ収録10曲に加え、
デビューシングル「サイクリング・ブギ(72年)をCDのみのボーナストラックとして収録した全11曲入り。
1曲目の「ダンス・ハ・スンダ」のハードなアプローチと、「怪傑シルバー・チャイルド」での高中のギター、
幸広のドラムなど、聴きごたえ十分の作品です。日本語ロックのパイオニアと言われているはっぴいえんど
とは対称的に、底抜けに明るいロックサウンドは、70年代前半の日本人アーティストの作品とは思えない
先進的なアルバムです。クリス・トーマス(CHRIS THOMAS)のプロデュースによる次作「黒船(74年)」で
ピークを迎え、フュージョン/クロスオーヴァーに傾倒した3作目「ホット・メニュー(75年)」リリース後にバンドは
解散し、加藤&ミカを除くメンバーで、サディスティックス(SADISTICS)として70年代後半のフュージョンシーンに
影響を与えたミュージシャン達が在籍した伝説のバンドとしても語られているミカバンドの第1作です。
グラム・ロックが好きな方にも人気です、J-ロック・ファンの方もぜひチェックしてくださいね。
このCDは87年に東芝EMIよりCD化された定価3000円の初期オリジナル盤で、現在この仕様は廃盤となっています。
程度は極上とは言えませんが、当時の東芝CDに採用されていた、角丸タイプのやや大き目な帯も残っており、
現在なかなか見つけにくいレアなアイテムです。コレクターの方、ご興味ある方はぜひこの機会にいかがでしょう?