ひと味違うセガの歴史シュミレーション!「天下人」PS2版!!
歴史SLGをセガが出す事自体珍しいのに、斬新なゲーム内容で驚かせた
「天下人 ~てんかびと」です。
この作品は2006年(平成18年)に登場し、その斬新な面白さから人気を博しました。
このゲームのカテゴリーは一応、リアルタイム歴史SLGという事になってはいるのですが、
光栄(コーエーテクモ)作品のような軍略型や戦略型の思考ゲームとは一線を画します。
さすがはセガらしいというか、セガっぽいというか・・
ほぼアクションゲームと言っても過言ではありませんね。
歴史SLGとか言っておきながら、ゲーム全体に渡ってのフルポリゴンによる展開が思考型ゲームファンだけでなく、アクションゲーム好きも取り込んでいきます。
ゲームは、
各戦国武将の章節を選択すると、それぞれドラマチックなストーリーが展開します。
これにより気分がノってきたところでシュミレーション画面になるワケですが、
まずは陣営を選び、敵陣に攻めさせたりをコマンドさせます。
すると選択された陣営が目的に向かって進軍し、アクションが開始されます。
戦っている間も、ただアニメーションやイベントシーンを見ているだけでなく、フルポリゴンで展開される戦いの中でいろいろとコマンドを操作できたりしますのでアクションゲームのように楽しめる面白さがありますね。
SLGである以上、思考型の部分はあるのですが、グングン攻撃していくアクション的な部分も兼ね備えた感じが斬新だと言われたところではないでしょうか?
ぜひ一度楽しんでみてくださいね。
セガはPS2から正式にプレステに参入してきました。
と、いうより、これまで自社だけで家庭用ゲームを展開させてきたセガでしたので、屈辱的な参入だったと思います。
当時では大容量で画質もファミコンより数段高かったセガMarkⅢ、
PCの世界でしかなかった16bitCPUをゲーム機で初搭載したメガドライブ、
さらにスゴい32bitツインCPUを搭載したセガサターン、
さらにさらにスゴいドリームキャスト、
と、素晴らしいゲーム機ばかりを出し続けていたにもかかわらず、
"良いものを作り続けていれば必ず賛同される"と信じ切って、あまり宣伝力やアピール力を強化するような事はせず進み続けた職人魂的なところが、チャラチャラした最近のビジネス傾向に合わなかったのか、力尽きていきましたよね。
そして・・ほぼほぼやむを得ず他社にソフト提供する事になった感じですかね・・。
「バーチャファイター」で初めてフルポリゴンのゲームを制作したセガだけあって、この「天下人」もさすがの描画力と動きですよね。
ごく最近になって"あの頃のセガサターンはスゴかった"みたいな感じで評価が上がり、見直されてきて、セガ機時代のゲームソフトにプレミアがついていたりしますが、
往年のセガユーザーからすれば、"なんで今頃になって・・"って悲しい感じになっちゃいますよね・・。
歴史SLGについてですが、
たしかにセガには珍しいのですが、あえてあまり出さなかったと推測されるところがあります。
それは、"アクション系のゲームはゲーム機やゲームセンターなどのコンシューマで。ADVやSLGはPCでするべき"という王道を貫いていたからではないでしょうか?
1980年代当時のビデオゲームでは、キレイな静止画や細かな画面情報などは表示する事ができませんでした。そのかわり「スーパーマリオ」などに代表されるスイスイ動くアクションゲームが可能でした。
反対に当時のPCは、複雑計算処理機(コンピュータ)として開発されたものでしたので、グラフや表は描けてもそんな動きのあるゲームはほぼ不可能に近かったワケです。
そこで、いかにもPCらしいゲームを。と開発されたのがSLGでした。
同様に、動きは皆無ですが細かなグラフィック能力を活かしたADVもPCだけのものでしたね。
ですから、
コンシューマゲーム機にSLGが登場した時、PCユーザーからアンチな意見が結構出たりしました。
PCユーザーにとっては"それぞれの役割があるのだから、ちゃんと分別してゲームを出してくれ"って感じだったのでしょうね。
セガはPCゲームにも参入していましたので、その気持ちがよく分かっていたのだと思います。
SLG初期の代表格といえば、光栄の「三国志」「信長の野望」と、HEXを使用したシステムソフトのSLG「大戦略」がありました。
「大戦略」といえば、細かな情報を入力してCOM同士で対戦させてみたら、実際に起きている戦争の状況をピタリと当てた事でも有名なSLGですよね。
その「大戦略」をシステムソフトと協力してセガから出した「大戦略98」や「現代大戦略」が人気でした。
ですが、コンシューマではそれ以降、あまりSLGを頻繁に出したりはしませんでしたよね。
この「天下人」のようにコンシューマの利点を活かしたアクションタイプのSLGに仕上げてくるのはさすがはセガって感じでした。
その後に出た「戦場のヴァルキュリア」もそうでしたよね。
ところで余談ですが、
最近ではやたらとネット系ゲームが流行ってますよねー。
中にはオンラインゲームでもないのにネットに繋ながないと起動しないものとかあったりして・・。
まるで"ネット環境が無いのならゲームをするな!"って感じで、あまりいい気分がしませんよね。
ですが、このPS2が主流だった頃まではそんな事もなく、このゲームのようにスタンドアローンで動作するゲームばかりで良かったですよねー。
オンラインゲームなんて、サーバーのサービスが終了してしまったらゲームができなくなってしまったりするので、う~ん・・って思います。
久し振りに楽しもうと思ってもサービスが終了していてできなかったり、中古で入手しても動かなかったりするのはどうか?と思いますよね。
資本主義の世の中で経済を回したいのは分かりますが、何でもかんでも手あたり次第って感じがしてきます。
ゲームや映画、漫画などは芸術作品の域だと思いますので、あまりビジネスライクさせてほしくないものですね。
さて、余談はこのくらいにしまして、
この商品はいわゆるワンオーナーものです。
商品内容は、ケース、解説書、ディスクの3点です。
ケースの状態は、キレイな感じだと思います。
解説書の状態は、目立った損傷なども見当たらずキレイな方だと思います。
ディスクの状態は、目立った使用感もあまり気にならず良い程度だと思います。
この商品はPS2版ですが、PCで楽しむ方々の場合は、独自にコンバータープログラムを個人構築している方の場合は各々ですが、Emuなどでも楽しめると思います。
(※ PCによる動作はあくまでも個人的な私見です。様々なPC環境が要因で動作環境が変化しますので統一見解ではありません)
※なお、この商品はソフトウェアですので、その性質上、返品、返金、交換などはできませんのでご了承ください。
※注意1 こちらは週に1~2度程度しかチェックできない環境です。そのため商品の発送には1週間~10日ほどかかるかもしれません。あらかじめご了承の上、取引きください。
それと、配達業者指定や代金引換などの特殊な発送方法、無理な配達日の指定や、無理な配達時間の指定などにも対応できませんのでご了承ください。
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※注意3 大切にして頂ける方、楽しんで使用して頂ける方、価値の分かる方に取引してもらえたら。と思っていますので、健全なオークションを推進するためにも、「安く買って高く出品」などの転売目的での利用の方はご遠慮ください。
※注意4 商品の状態などは、あくまでも個人的な私見によるものです。
商品の状態を詳しく気になってしまう方、梱包状態などに神経質な方などの取引きも、ご要望には添えそうにありませんので、ご遠慮ください。