Atwater Kent Model 55C は、1929 年頃に米国フィラデルフィアの Atwater Kent Manufacturing Company によって製造された初期のラジオ受信機です。パネル シャーシ モデルであるため、コンソール キャビネットに組み込むように設計されています。
1,主な特徴は次のとおりです。
・真空管の数:7
・電源: 交流 (AC) / 115 ボルト
・スピーカー:外部スピーカーが必要
・素材:金属ケース
・寸法:20.7 x 6.75 x 10.2 インチ (526 x 171 x 259 mm)
・質量(約):17kg
2,Model 55C は中波 (MW) バンドで動作し、再生なしの TRF (Tuned Radio Frequency) 回路を使用します。当時人気のあったモデルで、堅牢な構造で知られています。
(高周波同調受信機(英:tuned radio frequency receiver、TRF受信機)とは、いくつかの高周波同調増幅回路と検波回路と音響信号増幅回路という構成の受信機。3段のTRF受信)
3,回路図
・ページ107
初期モデル55および65-Cの回路図-トランス-結合RFコイル付き。
一部のモデル55および55-Cでは、ダブルの「電話」コンデンサーが使用されています。後のモデル55および55-Cでは、「電話」コンデンサーはシングルタイプです。
・ページ108
初期型モデル55の底面の図面です。上記に示されていない「高品質」コンデンサーは、出力AFのプライマリーであるトランスを横切って接続されています。このコンデンサーは、AFトランスアセンブリにシールされています。第1のA.F.バイアス抵抗器(左上)は、端部のA.F.バイアス抵抗器の下に取り付けられています。
4,動 画
5,予備品
・ナス管7本(動作確認済)サービス品
・外付けスピーカー(ダイナミック)サービス品
・回路図(参考)
6,動作状況
・電源電圧:AC100V 50Hz
・キャビネット:シヤーシータイプ
・NHK他民放良く受診出来ます。(千葉県市原市)
7,操作方法
・左上スナップスイッチ:電源ON,OFF
・左下アッテネーター:通常左に回し切り(強電界強度切り替え)
・中央:選局ツマミ
・右ボリューム:最大にすると音声が歪みます。適量位置に設定
・アンテナ、アース端子:LONG、SHORT、GROUND(ロングにアース又は、アンテナが最適)
・SP端子:左側面
8,手直し箇所
・電源スイッチ接触不良改善
・劣化のため電源コード交換
・アッテナーター接触不良修正
・パッテングコンデンサー接触不良改善
・配線の取り付け緩み修正
・スピーカー端子新規に取り付け
・底板錆を除去し亜鉛塗料にて塗装しております。
・真空管空きソケットは、フイルドSP用です。使用しておりません。
9,その他
※全体的に経年のダメージはありますが、良品と考えます。
※本体の美観を考え現状を重視しております。
※現在とても良く受信出来ております。
※今後安定してご使用出来ます。
※商品は経年95年です。使用しない時は、安全の為電源ケーブルを外して下さい。
※全て自己責任とします。今後の故障などのサポートは出来かねます。
※落札後3日以内にご連絡下さい。
※SPが必要のない方は、発送が1個口になります。必要な方は、後日無償でお送り致します。