商品は２００４年にキャンパスから発売された『間に合わなかった傑作機』から『閃電』になります。
組み立て済みです。リーフレットは欠品しているので、写真に写したコピーを付けます。
破損しない様に（特にプロペラが折れそうで恐い）、ティッシュでふわっと包んでから、何か適当な箱に入れて発送予定です。
写真は三日月型の台座を使わず、プリンの容器を加工した台座で写してます。付属の三日月型の台座、軽いのでコテコテ倒れてイラっとしたので。
機体上面を濃緑色、機体下面をグレーで塗装した日本海軍機の標準カラーで塗装されてます。
コックピット脇に稲妻が描かれ、垂直尾翼には『３５２－５０』のテールコードがあります。
テールコードが『３５２』なので、長崎県の大村基地に展開してた第３５２海軍航空隊の架空塗装になります。九州の防空を担当してた部隊ですね。
３５２空といえば、コックピット脇に稲妻を描いた雷電が有名ですが、３５２空に閃電が配備されたら、やっぱり稲妻を描いたんじゃないかな～。と私も思います。
◆趣味の閃電
敵の爆撃機を迎撃する為の重戦闘機の事を局地戦闘機（局戦）と呼びます。
通常の戦闘機と異なり、局戦に求められる能力は、
①敵爆撃機の高度まで素早く上がれる上昇能力。
②大型の爆撃機を一撃で落とせる大火力。
③逃げる爆撃機を追いかける高速性能。
この３つです。
日本海軍には昭和１７年に完成した川西航空機の『紫電』と、昭和１８年に完成した三菱の『雷電』の２つの局戦がありましたが、ぶっちゃけどっちも欠陥機でした。
紫電は水上機『強風』を陸上機仕様にした物で、中翼なので視界が悪く、足が長いので着陸時に折れて事故る。という欠陥があった為、全面的に改修され『紫電改』として生まれ変わります（というか、完全に別物になった）。
雷電の方は、プロペラシャフトが異常振動する。という欠陥がありました（こっちは最後まで直らなかった）。
そこで昭和１８年に三菱と中島に、雷電の次の高性能局地戦闘機を作れ～。という命令が下り、三菱が開発してたのが『１７試局地戦闘機（後の閃電）』になります。
まず形が格好良いのですが、アメリカのロッキードＰ－３８ライトニングみたいな双テイルブーム形式の機体に、中央胴体の後ろにプロペラがあります。
プロペラは機体の前後どっちにあっても飛行機は飛べますし、実はプロペラは後ろ向きの方が推進効率が良く、スピードが出ます。なのでライト兄弟のライトフライヤー号はプロペラが後ろ向きですし、戦後に作られたアメリカの核爆撃機コンベアＢ－３６ピースメーカーはプロペラが後ろ向きに付いてます。
じゃあ、何で第２次世界大戦中の世界中の戦闘機のプロペラが前にあるかというと、飛行機は離陸時に機首を上げますが、この時、プロペラが後ろにあると、地面に当たって壊れるから。
実際、震電が地上で走行試験をしてる時に、機首上げしてプロペラが滑走路に当たって壊れてます。
これを防ぐ為に三菱では、機体を双テイルブーム方式にして、プロペラを機体の真ん中に置くことで解決しました。この形だと機首を上げてもプロペラが地面に当たる事はありません。
更に空っぽになった機首には大口径の機関砲を置けるので、一石二鳥です。
で、三菱の１７試局地戦闘機は、試製閃電の名前を貰い開発が進んでいたのですが、風洞実験の結果、プロペラの風が直に水平尾翼に当たって、尾翼が異常振動する。という問題が発生。
これを回避するには、垂直尾翼をもっと大きくして、水平尾翼をかなり高い位置に置くしかありません（イギリス海軍のジェット戦闘機シー・ビクセンみたいに）。
が、そうすると、機体のバランスが変わる為、設計がやり直しになるとゆー。
そうこうしてる間に、震電の設計・開発がどんどん進んだので、『もう震電で良いや～』という事になり、試製閃電の開発は中止になりました。
完成したら、双テイルブームが短くなり、垂直尾翼は大きく、水平尾翼はかなり高い位置に改められたと思います。また低翼にしてプロペラを高く持ち上げたかも。あるいは、ガルウィングにして胴体の位置を高くするか・・・。
・・・うん。形が凄く変わる。
まあ、震電も間に合わなかったので、どっちもどっちではあるのですが。
１／１４４なので全長約９ｃｍ。
簡単な組み立てが必要です。（スナップ式なので、接着剤は必要ありませんが、構造的に水平尾翼は接着した方が良いような気がします）
フレキシブル台座付き。
写真の１枚目は、斜め前から。
写真の２枚目は、横から。
写真の３枚目は、斜め後ろから。
写真の４枚目は、機体と台座とコピーリーフレット。
◆発送に関して。
定形外郵便２６０円で発送予定です（＋２１０円でネットで荷物追跡可能な特定記録を付けることができます）。
定形外郵便は補償がつかないので、ゆうパックでも発送可能です（高くなるが・・・）
何か適当な箱で発送予定。
●ゆうパック（６０サイズ）
[長崎県] 820円（長崎県内）
[北海道] 1740円 (北海道)
[ 東北 ] 1740円 (青森、岩手、秋田、山形、宮城、福島)
[ 関東 ] 1410円 (茨城、栃木、群馬、埼玉、千葉、東京、神奈川、山梨)
[ 信越 ] 1410円 (新潟、長野)
[ 北陸 ] 1150円 (富山、石川、福井)
[ 東海 ] 1150円 (静岡、愛知、岐阜、三重)
[ 近畿 ] 990円 (滋賀、京都、大阪、兵庫、奈良、和歌山)
[ 中国 ] 880円 (鳥取、岡山、島根、広島、山口)
[ 四国 ] 990円 (香川、徳島、愛媛、高知)
[ 九州 ] 880円 (福岡、佐賀、大分、熊本、宮崎、鹿児島)
[ 沖縄 ] 1100円 (沖縄)
・ゆうパックは補償が付きます。
・時間帯指定出来ます。
・荷物追跡可能です。
■ヤフオクの仕様変更で取引ナビに電話番号が表示されなくなったので、ゆうパックをご希望の際はメッセージ欄に電話番号を書き込んでください。
ノークレーム・ノーリターン・ノーキャンセルなのはオークションのお約束～♪
他にも色々出品してますので、同梱するとバラバラに送るよりも送料がお得になります（私も発送作業が楽だし！ 取り置きも可）
↓
あと終了直前入札は避けていただけると、出品者としてありがたいです（特に複数落札の場合）。
この商品はヤフオク!一括出品ツール「オークタウン」で出品されています。
;)
