IBUS 20からIBUS2.1に引き継がれてきた、Focalパワード・サブウーファーのさらなる進化形、DSA 500RTがPerformanceシリーズのExpertラインに登場します。

カーオーディオの3つのウィーク・ポイントを解決する効果的なソリューションを提供

●精密さ
Texas Instruments社製DSPを実装しており、様々な車種やオーディオ・バランスの好みに合わせて正確な調整が可能。アンプで増幅される前のデジタル・シグナルを特別なオーディオ・アルゴリズムで処理します。

●パワー
純正のカーオーディオ・システムでは出力不足に悩まされることが多くありますが、DSA 500RTでは不足しているパワーを補って、低域やひずみのコントロールを最適化します。特に瞬間的に大きなパワーが必要となる場合に力を発揮します。

●低域の補強
DSA 500RTは基本的にサブウーファーです。低域を増強すれば、ドア・スピーカーに過剰な低域の負担を課す必要がなくなるため、振動の問題を解決することにつながります。

●専用ソフト・ウェアとエレクトロニクス
Focal Manager RTはフランス本国で開発されたDSA 500RT専用のグラフィック・ユーザー・インターフェイスです。ソフト・ウェアにはビギナーズ・ガイドやヘルプ・ツールなどがついています。操作に慣れているユーザーの方は直接、タイム・アラインメントやコンプレッサー/エキスパンダーなどの多彩な調整機能にアクセスしていただくこともできます。

このインターフェイスでは調整結果をリアルタイムに反映することができるので、ユーザーは各パラメータの変更によって実際のオーディオ・サウンドがどのように変化するのかを確認することができます。リモート・コントロールにはミニUSB端子が実装されているためPCを接続してリアルタイムで調整することが可能になります。

DSA 500RTにはウェブ上に専用サイトが設けられており、各ユーザーが自分のプリセットをアップロードし、他のユーザーと共有することができるようになっています。車種別に検索して、他のユーザーが設定したファイルをダウンロードして試してみることもできるわけです。

入力には、純正ヘッドユニットと接続するためのハイレベル入力およびアフター・マーケット用のRCA入力の2種類を装備。他のシステムに拡張するためのプリ出力も実装しています。

600Wの大容量電源はオーディオ用として特別に設計されたものであり、余裕のある機敏なパワーハンドリングで、オーディオの過渡特性を最適なものに制御します。

クラスDアンプリフィケーションは、THDが0.07%に迫るなどほぼクラスABと同等の音質を誇り、Texas Instruments社製のオーディオ・プロセッサが、入力から300Wの最終段まで、デジタルPWMを包括的に制御します。