
『KOKON ココン』
KOKONは店主の小紺浩良氏が1995年に金沢の地で創業した商店街にある小さな靴屋さんです。
既成靴とオーダー靴の販売を行う同店ですが、独自ラストの改良、そしてOEMメーカー『セントラル靴』との協業によって、その評価を高めはじめました。
KOKONは、その製造クオリティもさることながら、高く評価される所以はその革にもあるでしょう。
KOKONでは、日本を代表するタンナー『新喜皮革』のコードバンをはじめ、『カールフロイデンベルク』や『デュプイ』、『アノネイ』といった海外の有名タンナーの革を一通り取り揃えています。
極東の日本、そして金沢の小さなお店でありながらも、取り扱っている革は大手海外メーカーと遜色ない非常に高いレベルとなっています。
KOKON FactoryMade:「418」
アッパー手断ち 手縫いモカ
フィット感のあるしっかりとしたローファーを実現するため、複数回のサンプルマイナーチェンジを経て完成。
月型芯(かかと)は厚革で長く、ベロは甲にかぶさるよう工夫されています。
ラスト:KO-N1
KON1はKO-1よりナロー(狭い)でEからDウィズに変えた様な感じです。
型紙調整も行い、それ以前KO-1でフィット感を味わえなかったユーザーに(KO-1と)同じ感覚を得られる事が可能になりました。
特に418(ローファー)はKON1によって利用価値の現れたデザインです。
カラー : パーシモン
サイズ表記 : 7
全長約29cm・最大幅約10.2cm
*多少の誤差はご了承ください
*左右差ほぼ無し
「秋色のローファー」
KOKON FactoryMade「418」
革はドゥジェルマンのスエード「パーシモン」
ストラップとトップラインはデュプイ社のカーフシャトーブリアンのキャメルのコンビになります。
ドゥジェルマンのスエードはとっても肉厚ですが、かなり弾力があります。
足入れすると、その柔らかさに驚くと思います。
アッパーのスエードが柔らかいので、ライニング(内張り)はコシの強い、デュプイ社のベジタブルタンニングのBOXカーフを贅沢に使用しました。
この外と内の組み合わせは、実に理に適ってますし相性バツグンです。
左足外側に汚れが一部ありますが、ほとんど着用していなかった為、コンディションは良好です。
上記の理由より、やや訳ありとして安価にて出品致します。
金沢発、本格靴の名店『KOKON』の傑作ローファーを是非。