ナショナル ジオグラフィック日本版 2015年1月号 (2014年12月29日発売) 紙版の目次
紙版
デジタル版
【特集】
●人類はいつアートを発明したか?:
人類の歴史で最も偉大な発明――それは、抽象的な概念に具体的な形を与える芸術的な表現方法。彫像から壁画まで、さまざまな遺物からその起源を探る。
●愛が育てる赤ちゃんの脳:
驚異的な学習能力をもち、生後1年間で劇的な成長を遂げる赤ちゃんの脳。その発達を大きく左右するのは、周囲の大人が赤ちゃんに注ぐ愛情の深さだ。
●躍動する巨大都市 ラゴス:
ナイジェリアをアフリカ第一の経済大国に押し上げた大都会、ラゴス。活況に沸く街では、人々がひたむきに富を追い求める一方で、貧富の差が広がっている。
●謎に満ちた見えない宇宙:
恒星や惑星は宇宙を形成する物質のほんの一部だ。研究者たちは、ダークエネルギーやダークマターなどの物質を探して、宇宙の闇に迫ろうとしている。
●アメリカ大陸最初の人類:
人類はいつ頃、どうやってアメリカ大陸に到達したのか。新たな発見や仮説、さらには遺伝子研究の成果から、従来の通説とは異なる姿が見えてきた。
●誇り高きハクトウワシ:
荒々しく生命力あふれるワシたちの姿を、米国のアリューシャン列島でとらえた。
【コラム】
●ちょっと前の「日本の百年」:雨の園遊会 皇居取材の思い出
●探求のトビラ
地球「地熱を第一のエネルギー源に」:カリブ海に浮かぶ火山島で、地熱発電の開発が進んでいる。
人間「米国の若者も車離れ」:世界有数の自動車大国でも、若者が車を運転しなくなってきた。
サイエンス「遺伝子組み換えのサケが登場?」:深海魚の遺伝物質を組み込んだサケ。市販は許可されるのか。
ワイルドライフ「赤ちゃんペンギンの大きな一歩」:世界で初めて、人工授精によってペンギンのヒナが誕生した。
●世界を見る「深紅の目をもつカエル」「派手やかな花嫁化粧」「棚田が織りなすモザイク」
●写真は語る「天と山と人と」(菊池哲男)
●生命をつなぐ「初体験で失うもの」
●ルーペで見つけた!「一番乗りは逃したけれど」
※特製付録
【創刊20周年記念】特別別冊「日本のエクスプローラー」(B5判、118ページ)
本誌20年間の人気記事ランキングと特集4本のダイジェスト、2015年の大きなテーマである「日本のエクスプローラー」、「気候変動の今」など、内容盛りだくさん。20年の歴史を振り返る、永久保存版の1冊。
〈主な内容〉
・日本のエクスプローラー
・気候変動の今
・読者が選ぶ20年の人気記事
選りすぐりの特集をダイジェストでお届け
・ナショナル ジオグラフィックの支援活動
・ナショナル ジオグラフィック127年の歩み