【博物館級の宝物品!その未開封新品2巻揃い!】米ベル研究所自主非売品 ストコフスキー “Early HiFi”Vol.1+2! 1931年の史上初ステレオ録音 驚愕音質 秘蔵記録物の初公開品
“EARLY HI-FI”
Wide Range and Stereo Recordings Made by Bell Telephone Laboratories in the 1930s
Leopold Stokowski Conducting the Philadelphia Orchestra, 1931-1932
LP1
“EARLY HI-FI” Vol.1
米ベル研究所(非売品) BTL-7901 mono/STEREO 1LP
ベルリオーズ:「ローマの謝肉祭」序曲
(録音:mono, Dec.1,1931)
ウェーバー:「舞踏への勧誘」
(録音:mono, Dec.4,1931)
メンデルスゾーン:「真夏の夜の夢」よりスケルツォ
(録音:mono, Dec.5,1931)
ワーグナー:「トリスタンとイゾルデ」より愛の死
(録音:mono, Dec.19,1931)
スクリャービン:交響曲第5番「プロメテウス」より部分(2か所)
(録音:STEREO, Mar.12,1932)
ムソルグスキー:組曲「展覧会の絵」より
プロムナード/グノムズ(STEREO)
古い城(STEREO)
ビードロ/プロムナード/卵の殻をつけた雛の踊り/
サムエル・ゴールデンベルクとシュムイレ/カタコンベ (mono)
バーバ・ヤガー/キエフの大門(mono)
(録音:STEREO/mono Mar.12,1932)
以上はすべてベル研究所による実験録音。
演奏
レオポルド・ストコフスキー指揮フィラデルフィア管弦楽団
LP2
“EARLY HI-FI” Vol.2
米ベル研究所(非売品) BTL-8001 mono/STEREO 1LP
ワーグナー:「ワルキューレ」よりワルキューレの騎行
(録音:STEREO/mono, 1932.4)
ワーグナー:「ワルキューレ」よりヴォータンの別れと魔の火の音楽
(録音:STEREO/mono, 1932.4)
ワーグナー:「ジークフリート」より森のささやき
(録音:STEREO/mono, 1932.4)
ワーグナー:「神々の黄昏」よりジークフリートの葬送行進曲
(録音:mono, 1932.4)
ワーグナー:「神々の黄昏」よりブリュンヒルデの自己犠牲
(録音:mono, 1932.4)
以上はすべてベル研究所による実験録音。
演奏
レオポルド・ストコフスキー指揮フィラデルフィア管弦楽団
これは人類の歴史に残ると言ってもよい音響科学とオーディオの歴史に起こった革命的瞬間を体験できる驚愕の内容の歴史的お宝レコードです。
米国が世界に誇る電気通信研究機関であるベル研究所は世界最大の電話会社AT&Tの研究機関として電話技術にとどまらずオーディオすべてにわたる研究と新技術開発で世界をリードしてきました。(系列の商品製造部門があのWestern Electric ということだけでもその音響技術のすごさがわかると思います。)
そのベル研究所は、1920年代後半(日本が昭和に入ったころ)から本格的なオーディオの高品質化の研究に着手しました。
電話の高品質化と音楽伝送路としての電話線の高品質化の実験には超広帯域の録音システムが必要になるわけですが、当時一般に用いられていたワックス録音機では十分な性能が得られず、ベル研の音響グループ(天才技術者の集まりです)は録音機の広帯域化に取り掛かりました。その実験のために協力を快諾したのがあの大指揮者レオポルド・ストコフスキーでした。オーディオに並々ならぬ興味と情熱を持ったストコフスキーの協力を得たベル研はその定期演奏会を利用して収録実験を重ねました。
このレコードにはその時の実験テープに記録された録音が収められています。
ここに出品する2枚のアルバムの内のVol.1のA面にはモノ録音の4曲が収められていますが、その音質のクオリティの高さには度肝を抜かれます。例えば「舞踏への勧誘」などでその周波数レンジの広さを聴いてみてください。確かに古い音には違いありませんが、これが昭和6年(95年前ですよ!)の音盤に収められた周波数帯域でありダイナミックレンジでしょうか。とにかくSPでも電気録音が始まって間もないころの1931年の録音ということを頭において聴いてみてください。ここに出品する非売LPレコードが作られた1979年はまだアナログ技術の時代で、今日のようにコンピュータ科学に支えられたデジタル技術はまだ存在せず、オリジナル音源からのノイズ除去も音質改善もできる範囲と程度はきわめて限られていました。それでもなおかつこれだけのハイファイ音が出ているというのは元の音源に入っている音がいかにすごいかということを示しています。
そしていよいよB面を聴いてください。
B面はステレオ録音で始まります。曲は「スクリャービン」の「プロメテウス」で、1932年の録音です。
音が出た瞬間、今から100年近く前のフラデルフィアのアカデミーでストコフスキーが指揮する演奏が目の前に広がるステレオ音場でパーッと開けます。これは夢なのでしょうか!いいえ、それは夢でも幻でもありません。それは生きたストコフスキーが指揮する95年前のフィラデルフィアのアカデミー内に広がった本当の音なのです!
音は確かに古さを感じさせますが、それは紛れもないステレオ録音です。頭の中にカミソリのような線状の音像を作るモノ音像ではなく、目の前の左右に大きく広がる音場空間ができる立派なステレオです。
それは、今日高度に発達したオーディオの歴史の夜明け前に作られた「奇跡の音」を自分の耳で聴くことができる感動の体験となります。
(なおこれは95年前という大昔の録音であるため、実験機による収録時の技術的不安定さのためかその後の長い保存期間に生じた音源の材料劣化のためか、オリジナル記録物には欠落部分があります。そのため、ここに収められた音源ではその欠落した部分を同時にパラ回しされていたモノ録音の音源で差し替えることで全体が再構築されています。このため音楽はステレオ部分とモノ部分が編集されて混在していることをご承知おきください。(上記曲目表の中で(STREREO/mono)と書いてあるものがこれに該当します。それでもこの人類初のステレオ音を体験する感動が減じられることはないでしょう。)
しかもテープ録音機がなかったこの時代にこの演奏をディスクカッティングでステレオ録音を行ったというのはまさに驚異です。(ちなみにビーチャム指揮RPOがドイツのBASFで行った最初のステレオテープ録音は1936年でした。)
一方、ステレオレコードの産みの親と言われる英EMIの天才科学者アラン・ブルムラインは1931年にステレオレコードの特許を提出しており、1934年にはディスクによるステレオのテスト録音を行っています。そして戦後の1948年にはLPが発明され、その10年後の1958年になってついにステレオLPが実用化されるのです
そう考えるとベル研がその26年も前にステレオディスク録音を行っていたというのはまさに驚愕です。
そのベル研究所秘蔵の歴史的音源は1979年に同研究所が関係者への贈呈用記念品として制作した特別記念非売レコード(のちにVol.1と言われるようになりました)として世の中に現れ、録音後48年目にして初めて一般の人々の耳に触れることになりました。さらにその1年後の1980年には最初のレコードに含まれなかった音源を収めた第2弾(Vol.2)が制作されました。
このレコードは市販品ではなかったため、これらの品を入手できた人は限られており、当時から幻のレコードと言われるお宝アイテムでした。
そういえば、1979年に米国でこのレコードを入手してきたオーディオ評論家の池田圭氏がその年10月の東京晴海での全日本オーディオフェアにおいてフェアの特別催しとしてこのレコードの紹介と試聴を開かれたのを思い出します。私はオーディオの歴史に多大の興味がある人間として(そして大のストコフスキー・ファンとして)この催しに参加しました。大きな会場では音の詳細の判断はできませんでしたが、初めて聴く世界初のステレオの音に大感激したのを思い出します。
ここに出品する2枚はその当時の本物の品で、なんとその両方が未開封新品でそろった完全セットという奇跡の品です。
(本品は2巻ともシュリンク包装された未開封品であり、その中身をお見せすることができませんので、参考のために、私が愛聴している同じ品(開封品)のジャケット見開き内とレーベル面の写真を最後の3枚につけておきます。)
1979年にベル研究所がこの音源のレコード化を行うにあったて100年近い時を経た1931年の実験音源からレコードを起こすのは大変な作業であり、ベル研究所が抱える現役のトップ研究者に加えて50年前の録音当時の天才的技術者を含む往時の老年スタッフたちが協力して実現にこぎつけたという大変な努力の結果なのです。
このレコードは「幻のレコード」と呼ばれた珍品レコードのひとつの超稀少レコードです。
そのVol.1とVol.2の2枚をセットで、しかも両方が未開封新品出そろった品となると博物館級のウルトラ稀少アイテムと言えるかもしれません。
世界一貴重なステレオ録音レコードの未開封新品を「家宝」としていかがでしょうか。(その封を切るのには勇気がいるかもしれません。)
2度とない一度限りのチャンスですのでこの機会をお見逃しなく。
重量:790g (これに梱包材重量を足した総重量が送料の対象となります。)