R工房より、オビツ11サイズの鎧兜着物セット「義経千本桜 から 源義経」の出品です。歌舞伎・人形浄瑠璃で演じられる「義経千本桜」の登場人物は江戸時代の衣装を着ていますが、源平の平安時代の衣装で源義経・静御前・狐忠信の着物セットを作りました。 画像3枚目の全品をお送りいたします。人形・スタンド・スチールプレートはつきません。
オビツ11サイズの 「静御前」白拍子着物セット・「狐忠信」水干着物セットも同時出品しておりますので、どうぞ併せてご覧ください。
【人形説明】
モデルはチビズキンで、オビツ11cmボディです。撮影はスチールプレート・スタンドを使用しています。
【着物・小物説明】
(画像4枚目A) 下着物の布は、白地に桜柄の正絹です。帯はないですが、小さい輪ゴムでウェストを留めています。
(画像4枚目B) 着物は鎧の下に着用する「鎧直垂(よろいひたたれ)」です。布は正絹の着物はぎれで、灰色の地に金彩の模様です。
袖に腕を差し入れ、身頃は脇が開いていますので被せるだけになります。画像では衿紐を前で蝶結びにしていますが、上に鎧を着けるときは邪魔にならないよう後ろ側で結びます。
(画像4枚目C・D) 上着物の上に、袴を重ねます。帯を、右脇のスナップで留めます。丈は短めです。
(画像4枚目E) 手袋です。手袋の布は深緑色に白柄の小紋の正絹です。
(画像4枚目F) 足袋です。布は手袋と同一です。
(画像4枚目G) 引立烏帽子(ひきたてえぼし)は本来兜の下に折り込んで着用します。黒布は伸縮する化繊地です。
(画像4枚目H) 籠手(こて)は化繊の金襴地に、五月人形用の金属とアクセサリー用の鎖を留め付けました。
(画像4枚目 I) 左手に籠手を通します。肩まで引き上げて、黒紐を身体の反対側に回して結びます。
(画像4枚目J) 脛巾(はばき)は、すねに巻く後世の脚絆(きゃはん)に当たるものです。臑当(すねあて)と一体型にしています。後ろでマジックテープで留めます。
(画像4枚目K) 毛沓(けぐつ)を履かせます。毛・ABS樹脂で作りました。蝶結びは固定しています。
(画像4枚目L) 着物の準備ができました。
(画像5枚目A・B) 兜は既製品の新品を加工しました。錣(しころ)という部分は金襴を使いました。オビツ11ヘッドに少し大きめです。
(画像5枚目C) 太刀はF-toysの『名刀百華』シリーズの「三日月宗近」です。撮影のため開封しました新品ですが、箱にはスレがあります。長さは8.5cmです。
(画像5枚目D・E) 腰刀は古品で、たぶん食玩だと思います。素材がフニャフニャしていて刀身が抜けやすいので、扱いにご注意ください。長さは4.5cmです。
(画像5枚目F・G) 軍扇は古品です。長さ3.5cmで、開くことができます。
(画像5枚目H) 『飾り馬」は!でお譲りいただきました。未使用品でしたが白馬の各所に経年劣化の茶色のシミがあり、たてがみに乱れがあります。
馬(台座含めて) 幅13×奥行8.4×高さ20cm です。ご不要でしたらセットから外してお送りします。
(画像7枚目A) (画像6枚目) 鎧は平安時代の大鎧を参考に金襴(ポリエステル)で作りました。
(画像7枚目B・C) 両肩と胴の右横の3箇所のホックを留めます。
(画像7枚目D・E・F) 鎧に留め付けた白帯を前で結びます。
(画像7枚目G) 鎧を着せ終わりました。
【その他】
・着物に付けました各紐は長めにしていますので、お好みの長さに切っていただけます。
・シワ取りのためのアイロンは、念のため低い温度からお試しください。
【ご注意ください】
・箱に入れ、ゆうパック送料を無料でお送りいたします。
・手作りの品になりますので、神経質な方は入札をご遠慮下さい。小物は強い力を加えるとこわれることがあります。ノークレーム・ノーリターンでお願いいたします。ご不明な点、質問がございましたらいつでもお寄せ下さい。できるだけ早くお答えいたします。
・オークション終了後一週間以内にお取り引き終了できる方のみお願いいたします(落札後のご連絡は2日以内でお願いいたします)。
(2025年 12月 3日 11時 43分 追加)「R工房スクラップ ブログ」 の方へも着物の着付け方・小物の詳細をアップしましたので、どうぞご参考にしてください。